「死んだほうが楽」「死んだほうがマシ」と思ってしまったら…「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」の本当の意味

「なぜ毎日こんなにつらいんだろう・・・」
「これなら死んだほうがマシじゃないか・・・」

なんて、人生で一度も思ったことがない人なんて・・・ほとんどいないんじゃないでしょうか。

私も何度も思ったことがあります。^^;

そういうふうに思うときって、やっぱり度を超えてつらい時なんですよね。

でも、もしそういうふうに思ってしまったら、そこですぐに「死」を選ぶのではなく、その気持ちを「逆利用」してみてはどうかな、という話です。

「死んだほうがマシ」と思えるということは…

つまり・・・

「死んだほうがマシ」

と考えられるということは、「自分はもういつでも死ねる」ということですよね。まあなんか、暗い話に聞こえるかもしれませんが。

でもそれって、「大いなる開き直り」でもありますよね。「悟り」に近いかもしれない。

だってこの世で最大の恐怖である「死」を克服してしまっているのだから。

だったらもう・・・あとは「気楽に生きればいいじゃない」ということになりそうです。

いつでも死ねるんだから。

自由度MAX

いつでも死ねると思った瞬間、その人の「自由度」はMAXになります。

だから、そう思ってしまったらもう・・・それ以後の人生は、やりたいことを思いっきりやればいいということになります。

だってもう、何が起こったって怖くありません。いつでも死ねるんだから。

失敗の可能性が大きかろうがリスクが大きかろうが、何も怖くないじゃありませんか。

だからもう、やりたいことを思いっきりやればいい人生になります。

つまり、

「死んだほうがマシ」
「死んだほうが楽」

と思ってしまった瞬間、あなたは「最強」「無敵」の人間になってしまうわけです。

「悩み」も「不安」も消える

だったらそこですぐに死を選ぶのはもったいないじゃないですか。

せっかく「最強」「無敵」になったんだから。

あとはもう、やりたいことをやれるだけやればいい、それだけの単純な話になります。

単純な話になりますのでもう、悩む必要もなくなります

「悩む」っていうのは、視線の先に何か「恐怖」を見ているからなんですよね。

何か、恐怖を感じるようなことを思い描いていて、

「どうしたらこれを避けられるんだろう」

と悩んでしまうわけです。

でも、

「死んだほうがマシ」
「死んだほうが楽」

と思ってしまった人間にとってはもう、恐怖の的なんてありゃしません

だって、死ぬのが怖くないどころか、死ぬのを望んでしまったくらいなんだから。

何も恐れるものはない。だから悩むことなんてなにもない。

単純に、やりたいことを思う存分やって、限界ギリギリまでやって、さいご笑いながら死ねばいい、ということになります。

そこには悩みも迷いもありません。

皮肉にも「最高の人生」に終わる

そして結局のところ、そうやって生きる人生は「最高の人生」になってしまうでしょう。

皮肉にも。(笑)

「死んだほうがマシ」
「死んだほうが楽」

から始まった人生が、最高の人生になるということ。

「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」の真意

あの、ベートーヴェンの言葉でありますよね。

「苦悩を突き抜け、歓喜にいたれ!」

って。

これ、

「苦労して努力して目標を実現して喜びに至る」

ことだなんて解釈する人もいますけど、そうじゃなくて・・・

今回説明したようなことを言ってるんじゃないでしょうかね、って思うわけです。

「苦労して努力して目標を実現して喜びに至る」

と解釈すると、目標達成できなかったら喜びはないんですよね。

でもあのベートーヴェンが、そんなケチなことを言うはずがない

「死んだほうがマシ」
「死んだほうが楽」

なんて思うほど苦しみぬいた結果・・・その人は気づくんです。

「あれ? ということは私ってもう、『何でもあり』じゃん」
「これってもう無敵だよね、最強だよね」
「もうやりたいこと思いっきりやって生きればいいだけじゃん」
「何にも悩む必要なくなった!」

これが歓喜で無くして何でしょうか?

だからね。

「死んだほうがマシ」
「死んだほうが楽」

と思って、すぐに自殺なんかしちゃったら・・・後悔しますよ?(笑)