【わかりやすく解説】「引き寄せの法則」で執着を「手放す」方法とは

引き寄せの法則をうまく活用するために、よく耳にすることとして、

「執着を手放す」

ということがあります。

でもこれって・・・「どう解釈すればいいの?」って、迷ったことはありませんか?

思っていいの、いけないの?

あの、迷いますよね。

引き寄せを実現するには「強く意識を向けなければならない」とか「明確にイメージしなければならない」とか言われるのに、

「執着しちゃダメ」

って言われたら・・・

「えーと、どっち?^^;」

って、なっちゃうんじゃないでしょうか。

ここは混乱しないように整理してみる必要がありそうです。

「欲する」ではなく「選ぶ」

これに関しては、「神との対話」に非常にわかりやすい言葉があります。

「何かを求めたり、願ったりしたら、望んだことが叶う可能性は非常に小さい」
「人生で何かを経験したければ、それを『欲しい』と思ってはいけない。それを選びなさい」

つまり、引き寄せの法則において「手放しましょう」と言われているのはこの「欲しい」という思いだということがわかります。

結果を「欲しい」と思うのではなく、結果を「選ぶ」ということ。

ここには大きな違いがあります。

たとえば。

「欲しい」と同時に思っていること

砂漠の真ん中で迷子になったとしましょう。何日も歩き続けて、もう飲み水もない。

そんな場合は、

「水がほしい、水がほしい、水がほしい・・・」

という思いで頭の中が一杯になることでしょう。

つまり「ほしい」という思いにとらわれているということは、同時に「持っていない」「手に入れるのも困難」と思っているということでもあるんです。

こういう思いに執着していては・・・そりゃ引き寄せだってうまくいかないということになります。

逆に。

選べば実現するということ

住み慣れた自分の家にいて、冷蔵庫にはペットボトル入りの「おいしい水」が数十本キープされているとしましょう。

そんな場合であれば、

「水がほしい、水がほしい、水がほしい・・・」

なんて思わないですよね。飲みたくなったら、冷蔵庫のドアを開けてペットボトルを手にとって飲むだけ

上記の、

「人生で何かを経験したければ、それを『欲しい』と思ってはいけない。それを選びなさい」

という言葉に当てはめるなら、「水を飲む」ことを自分で選んでそれを実行しただけ

つまり、「引き寄せ」を活用する場合も、こちらの考え方のほうが圧倒的にうまくいきやすいということです。

「ほしい」と思っている限り「持っていない」「手に入れるのも困難」という考えが同時に発生する。

だから「選ぶ」。

「選ぶ」というのは、冷蔵庫に入っているペットボトル入りの水を飲むくらい、「当たり前にできること」だと思っている、ということです。

自分が選んだことは「当然実現する」と確信し、まったく疑いを持たないこと。

そういうことですね。

宇宙に「おまかせ」「感謝」も同じこと

これについては別の表現もあります。

たとえば、

「引き寄せると決めたらあとは宇宙に『おまかせ』する」

これももう、自分が「選んだ」ことは絶対に実現すると確信しているということです。

それから、

「感謝することが大事」

これも、選んだことが必ず実現するわけだから、こころから感謝が湧き上がってきて当然だということですね。

津留晃一さんの言葉

津留晃一さんも同様のことを仰っています。

「売ろうとしないでください」
「『売る』と決めてください」
「宇宙がやってくれます。あとは信頼です」

津留晃一さん「後編」より

これも「売る」ことを「欲する」のではなく「選ぶ」ということですよね。「こうしよう」と決める。

「神との対話」には

「人生で何かを経験したければ、それを『欲しい』と思ってはいけない。それを選びなさい」

という言葉の後にこう書かれています。

「あなたは、世間的な成功を選ぶのか? もっとたくさんの金を選ぶのか? よろしい。では、それを選びなさい。生半可な気持ちではなく、実際に、思い切り選びなさい」

ということです。

引き寄せの法則とはつまり、砂漠の真ん中で「水がほしい、水がほしい」と渇望することではなく、冷蔵庫に入っている水を飲むくらい当然のこととして、「結果を選ぶ」ことだと言えます。

引き寄せの基本にある考え方

そして、その基礎にはやはり、こちらの記事で紹介したような考え方があります。

「引き寄せ」の法則ではなく「引き出し」の法則?

つまり、私たちは「神様」と呼ばれる存在と同質のものであると。

だからどんなものでもこの三次元世界で創造できるということ。

ここをしっかりと意識しておけば、「引き寄せの法則」の活用法も、自ずと定まってくることでしょう。