立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(苫米地英人)

「人間の悩みは大きく分けるとたった3つ。健康、人間関係、お金」

「子供の頃思い描いていた夢、人から言われて嬉しかったこと、成し遂げて嬉しかったこと、やってみたいこと、得意なこと、全て書き出してみる」

「どうして子供の頃そんな夢を持っていたのか、考えてみる。そういう理由まで書き出していくと、夢の原型が見えてくる」

「どうしても思い浮かばない場合は、絶対なりたくない自分を書き出してみる。その反対がなりたい自分だとわかる」

「思いつく限りの職業(職業一覧表)を書き出し、それぞれに◯△×をつけていく。次に、◯をつけたものを3段階評価していく。評価が高いものの共通点を考える。そうすれば自分の夢の原型にたどり着く」

「ルフィは『海賊王になる!』と言い切っている。希望ではなく決断」

「『海賊王になる』という夢がなければルフィは海に近づかなかったし、自らを鍛えることもしなかっただろう。素敵な出会いも冒険もなかっただろう」

「まずゴールを設定することが夢をかなえる最初のステップ。ゴールの次に手段や方法を考える」

「ゴールを設定するとは、好きなもの、好きなことを見つけること。情熱を注ぎこむことができる夢を見つけること」

「イチロー選手や本田圭佑選手は小学生の頃既に明確な目標を設定している」

「ゴール設定の表の理由は、手段や方法が明確になり迷いが消えること。裏の理由は本気スイッチがオンになり、眠っていた才能が目覚め、能力が劇的に高まること」

「最初にゴールを設定しておかないと、手段が目的となってしまう」

「極端なことを言えばhave toだと思うことは一切やらなくていい。want toをゴールとして設定することが大事」

「ゴールを設定して毎日が苦痛というのであればゴール自体が間違っている」

「頭のいい人、勉強のできる人、真面目な人は『常識』の毒牙にかかりやすい」

「少数派である大きな夢を叶えたいのであれば、非常識な行動、異常だと思う考え方や行動も大切にしなければならない」

「ルフィは泳げないのに一人で大海原に出ていき、イチロー選手や本田選手は友達が遊んでいる間も猛練習を続けていた」

「常識に乗っ取られてしまうと、夢をかなえるという発想自体浮かばなくなる」

「誰もが達成できる夢は、もはや夢ではなく普通のこと」

「ゴールを設定するときは、常識によって夢を排除してしまわないよう気をつけること」

「これまで積み上げてきた価値観や考え方を捨てるのではなく、さらに大きな枠組で世界を認識すること」

「細かなルートやプランは心配する必要はない。ゴールが明確であれば必ず到達できる」

「同じ所に長くいると、そこがコンフォートゾーンとなってしまう。たとえそれが刑務所であっても」

「ホメオスタシスに『いい』も『悪い』もない。ただ現状維持するのみ。あなたを見えない鎖でぐるぐる巻きにしてしまう」

「あなたの意志が弱いのではなく、ホメオスタシスが強い」

「ゴールはコンフォートゾーンの外側にある」

「不安になればなるほど、これから素晴らしい人生に変わろうとしている、と思うこと」

「現状ではなく夢が実現した状態をコンフォートゾーンとすること。そのためにコンフォートゾーンを書き換えること。書き換えるためには臨場感を持って常に夢が実現した状態を具体的に思い浮かべること。こうして強力なホメオスタシスを味方につける」

「イメージを描くのが難しい場合は、環境を変えること。夢に最も近いグループに入ること」

「悲しさ、怒り、悔しさ、恥辱など、負のエネルギーもプラスに変換してコンフォートゾーンを書き換える」

「ドリームキラーが現れたら、自分が現状から脱皮しつつあると考える」

「重要だと思う情報しか見ない、一つに集中するとそれ以外は見えない、知識がないと見えない、スコトーマの原理はこの3つ」

「明確なゴールが設定されていないと、自分の能力や才能がスコトーマによって見えなくなり、本来の力を出せない」

「現状の延長線上にゴールを設定すると、今見えている世界にスポットライトを当てることになり、スコトーマが強まってしまう。だから現状では絶対に達成できない大きなゴールにするのがベスト。どうすれば達成できるのか、まるでわからないくらいのゴールがいい」

「大きなゴールによってスコトーマを外したうえで、ゴールにつながる目の前の小さな目標を次々とクリアしていくこと」

「自分に自信がないというのはデメリットでしかない。百害あって一利なし」

「エフィカシー=自己評価を高くすべし」

「まずは過去の嫌な思い出なんて忘れること。過去ではなく未来の方を向くこと。そして今できることを一生懸命やること」

「小さな目標からクリアしていけば、ホメオスタシスに邪魔されることもない」

「最初はゆっくり歩き、だんだんスピードを上げて、最終的に全力疾走となる」

「それを続けていると走っている状態がコンフォートゾーンとなり、ホメオスタシスを味方につけることができる」

「ルフィも、矢沢永吉さんも、イチロー選手も本田選手も、孫正義さんも、みんな根拠のない自信を持っていた=もともとエフィカシーが高かった」

「大事なのは能力の違いではなくエフィカシーの違い。決して自分自身を低く見てはいけない」

「ほとんどの人が徹底的にエフィカシーを下げられている=自分の才能や能力を制限している」

「何かに失敗した時、自分はダメ人間だと評価するか、それとも自分らしくない失敗だと評価するか、その評価の積み重ねが圧倒的な差を生む」

「日ごろどのように自己評価しているのか、徹底的に気をつけること。常に意識して高い評価を自分自身に与えること」」

「先に高いエフィカシーがあれば、あとから素晴らしい結果はついてくる」

「行動できない真の理由は『今は自信がない』ということ」

「理想とする人を見つけて、自分自身もその理想の人になれるとイメージすること」

「エフィカシーの高い集団の中に身をおくこと」

「ゴールを設定するとRASというアンテナが自動的に立ち上がり、必要な情報を自動的に集めてくれるようになる」

「引き寄せの法則もRASのシステムの一つの説明法」

「RASは便利なものだが、スコトーマの原因ともなる。それを防ぐためにも、現状では達成できそうにないことをゴールとして設定すること」

「ゴール設定したあと最も大切なことは、絶対にゴールを下げないこと。ゴールが遠ければ遠いほど、ゴムのようにあなたを強く引き寄せる」

「時間=命を切り売りするのはやめよ」

「お金はあなたの時間と交換するものではなくあなたが生み出した価値と交換するもの」

「お金は資産を買うために使う。そして最高の資産とは自分自身である」

「お金を稼ごう、と考えるのではなく、お客様よりうまくお金をつかうことにフォーカスする」

「稼ぐ金額の目標は最低でも現在の10倍にする。そうでなければスコトーマが働く」

「リーダーとは夢に向かって自身を持って実際に行動する人。まずは自分自身を導くリーダーとなること。自分で考え行動すること。イノベーションを起こすこと」

「『私は素晴らしいリーダーになれる人間だ』というエフィカシーを持つこと」

「リーダーに大切なのは抽象度の高さ、つまり物事を俯瞰することができること。点ではなく面で捉えること」

「新入社員は目の前の与えられた仕事だけを見る。社長は会社のみならず世界全体をも視野に入れる」

「抽象度を高くしたければ抽象度の高い情報に常に触れるようにする。抽象度の低い情報や場所・人からは距離を取る」

「抽象度の高い情報に触れ、同時に価値ある情報を発信すること」

「1.ゴール設定 2.高エフィカシーの維持 3.リーダー意識 これが『必ず夢が叶うプログラム』。1年後の自分は自由にコントロールできる」