アストラル体投射、なんていうとなんだかわかりにくいですけど、よく聞く言葉で言うなら体外離脱とか幽体離脱と呼ばれるものです。
これまた現代科学では幻覚とか気のせいとか夢で片付けられることが多いですが、臨死体験の研究などからするとそういうこともあるんだと認めざるを得ません。
また、アストラル体投射自体の実験もありますが、これはまた後の記事で取り上げます。
前提条件:リラックス
さてではアストラル体投射の方法ですが、まず、体も心もリラックスさせることがポイントになります。
そう、リラックマはアストラル体投射の達人なのです・・・・・・と言うのは冗談ですが。^^;
体外離脱体験者に対する調査データがありますが、体外離脱体験のうち、96%は深いリラックス状態の時に起きています。また、どんな体勢かというと、「仰向け」で寝ている時というのが9割以上を占めています。
ということで、意識的にアストラル体投射を試みるなら仰向けに寝た状態でリラックスすること、これが基本姿勢ということになりそうです。
体をリラックスさせる方法は色いろあるでしょうけど、体の各部分を一旦緊張させてその後リラックスさせる、という方法が有名ですね。
心をリラックスさせるには、「思考」を排除する、ということになります。何かが思い浮かんできても、それに対していろいろと評価したり判断したりするのではなく、思い浮かぶに任せておく、という感じです。
そのような精神の操作が必要になりますので、日頃から瞑想の習慣を持っている人のほうが、アストラル体投射は成功しやすいでしょう。
さて、以上のようにして心身ともにリラックスさせると、眠りそうになります。
睡眠と覚醒の間にとどまる
でも、ここで眠っては・・・いや、眠っても体外離脱はするのですけど、意識的に体外離脱したい場合は眠ってはいけません。
眠る一歩手前の状態で意識をとどめておくのが、体外離脱は成功しやすいと言われています。
そのような状態になれたら、あとは肉体を抜け出すことをイメージするだけです。
うまくいきますと、振動音のような耳鳴りが聞こえ始め、それから体全体が振動に包まれて金縛りのような状態になります。
その後に、体から抜けられることが多いようです。
ただ、何にでも共通することですが、アストラル体投射にも才能というものがあります。^^;
できる人はなんの苦労もなく体外離脱してしまいますが、できない人は非常に苦労する結果となるでしょう。
そういう、普通の人でも体外離脱の体験ができるようにということで作られたものに「ヘミシンク」という方法があります。
ヘミシンクのCDは市販されていますので、どうしても体外離脱をしてみたい人はヘミシンクで練習してみるのもいいかもしれません。
眠ってもいいって?
さて、先ほど眠ってしまってもアストラル体投射はできると書きましたけど・・・「それってどういうこと?」と思ったかもしれません。
どういうことかといいますと、スピリチュアリズムでは、私たちは眠っている間に肉体を抜け出て、スピリチュアルな世界に帰っている、と考えられているからです。
つまり「地球」という魂の学校から家に帰ってくつろいでいるというわけですね。^^
なので、眠っている間に見ている夢は、アストラル体が経験していることである場合もあるわけです。もちろん「単なる夢」の場合も多いでしょうけど。
ということで、夢を意識するようにすると、夢を利用してアストラル体投射が可能になるということも考えられます。
そのためには毎日起床後すぐに、夢の内容をメモしておくのがお勧めです。こうすることで自然と夢を意識するようになりますし、スピリチュアルなメッセージも受け取りやすくなることでしょう。