アストラル体投射の実験と結果~ネコは幽霊を見たのか!?

アストラル体とか幽体、霊体と呼ばれるものについて、海外には真面目に実験して確かめようとした人もいます。

どれもアメリカの例なのですが、まずはロバート・モリスという医師の実験から見ていきましょう。

子猫には幽霊が見える?

モリスさんの実験は、ちょっと素朴なやり方で行われました。^^;

子猫を使った実験なんです。アストラル体投射、つまり体外離脱ができるという大学院生と、その大学院生が飼っていた子猫を使った実験です。

まず実験用に用意した部屋に、可哀想ですがその子猫を閉じ込めました。そうしますと子猫は見慣れない場所に取り残されて不安になりますので、ニャーニャー言いながら部屋の中をウロウロウロウロし続けました

ところが、飼い主である大学院生が、その部屋の中に自分のアストラル体を移動させると、子猫は鳴くのをやめて一箇所に落ち着くようになりました

1回だけでは偶然かもしれないので、同じ実験を4回も繰り返しましたが結果は同じでした。

もちろん「それでも偶然だよ」と言い張ることもできますが、でもこれはやはり、大学院生は実際に「アストラル体」に意識を移して移動することができ、さらに子猫はその飼主のアストラル体を感じ取ることができた、と解釈するのが自然なのではないでしょうか。

箱のなかが見えますか?

次はカーリス・オシス博士と、アレックス・タナウスという心理学者とが行った実験です。

このタナウスさんも体外離脱ができるということで実験台になりました。

見る方向によって違った図柄が見えるものを箱のなかに入れ、タナウスさんにはアストラル体の状態ではこの中に入り、見る方向によってどんな図柄が見えるか答えてもらうという実験です。

結果は、タナウスさんはぞの図柄を正確に報告することができたそうです。

ついでに、箱のなかに電気的な変化を計測する機器をセットしておいたのですが、タナウスさんがアストラル体を箱のなかに移動させたタイミングで、電気的な乱れが計測されました

これもやはり、肉体以外の何らかの身体に意識を移して移動できる、ということを信じたくなるような実験結果です。

厳重にシールドされた地下の計測器を動かす

3つ目の実験は、スタンフォード研究所で行われたもので、地下に埋められた磁場計を用いた実験です。

その磁場計というのは、外部からの磁気の影響をシャットアウトするために、超電導物質で完全にシールドされたものです。

なので、磁石を持っていってインチキしようとしても無理です。^^; そもそも、人間が容易に入れない地下に磁場計は設置されています。

この磁場計ではまず、安定した磁場を発生させます。そうすることで安定した数値を表示させ、変化を読み取りやすくするわけです。

その上で、インゴ・スワンという体外離脱ができるという人に、アストラル体の状態で地下の磁場計のそばまで行ってもらいました。

そうしたところ、磁場計は、通常の2倍の周波数を表示し続けたということです。

これは、シールドの内側まで行かなければ無理なことで、やはりアストラル体の存在を裏付けるものだと信じたくなる結果ですね。

ただ、この結果から誤解してはならないのは、アストラル体が単なる「磁場」ではないということです。

アストラル体という、現代科学では解明されていない何らかの「エネルギー体」が磁場を発生させているということでしょう。