ループヒット(貫通マッチ)とは~その原理と仕組み

まずイメージを掴むために、ループヒット(貫通マッチ)がどういうものか見てみましょう。

ループヒット(貫通マッチ)とは

このように、ループヒットとは、

・貫通で
・減速せず
・敵を往復攻撃する

と定義することができます。

動画を見ても分かるとおり、ループヒットはSSでも通常攻撃でも起こります。貫通攻撃でさえあれば良い、ということです。

それで気になるのは、なぜこんな現象が起きるのかということですよね。

動画を見てわかることは、敵がブロックの間に挟まれている場合にループヒットが起こっているということ。

自キャラはいつ減速するのか?

これはどういうことかというと、自キャラが敵を攻撃する際、敵に触れた瞬間だけ減速します。

敵を「大きな円」とイメージしてみると・・・

その円の円周を貫いて、円の中に入る瞬間だけ、自キャラは減速するということです。

だから、敵を完全に通過して、いったん円の外に出て、壁に跳ね返ってもう一度円の中に侵入すると、そこでまた減速します。

つまり、円に対して、入ったり出たりを繰り返すと、入る度に減速してしまうというわけです。

ところが。

ループヒットの原理

体の大きいボスが、狭いブロックに挟まれている場合。

自キャラが、その狭い空間で往復するなら、敵の「円」から完全に外に出ないまま、往復することになります。

一部出てしまったとしても「出た」とはみなされません。

だから、敵の内部にいるまま往復することになります。

つまり「出たり入ったり」ということがないわけで、「減速条件」に引っかからない、ということになります。

だから、敵にヒットしているにも関わらず、減速せずに延々往復攻撃を続けることができます。

これが自強化SSなどですと、スピードアップもしてしまいますので、スピードアップしたまま減速せずに往復するものだから、ボスワンパンも可能、ということになるわけです。

なので、狭い間にでっかい敵が挟まったりしている場合は、ループヒットを狙ってみるといいと思います。

ループヒットを狙いやすい自キャラ

ループヒットを狙いやすい自キャラと言えば・・・神化瑠璃がいますね。

SSが敵に張り付くタイプで、ゲージアビリティとしてアンチブロックを持っています。

なので、ブロックに挟まれているボスにまずSSで張り付いて、その後、ゲージを外してループヒット、ということが可能です。

瑠璃の直後に大号令持ちのキャラを入れておけば、SSで張り付いたあとすぐさま大号令でループヒットさせることもできます。

瑠璃でなくとも、アンチブロックで張り付きSSを持っているキャラなら同じことができます

ループヒットと言えば・・・

プーのSSが大変なことに

最近面白かったのは、幽遊白書コラボのキャラ「プー」のSSですね。

これです。

ブロックがないのにループヒットしています。

これはなぜかというと、プーのSSは「巨大化」できるからです。

プーが大きくなっているせいで、ブロックなんてなくても、敵の「円」から完全に出ることができないわけです。

だからブロックなしのループヒットが可能になる、ということですね。

「これ修正されるんじゃないの?」

と、心配されるような感じですが。^^;

まー、敵の位置と自キャラの配置が必要条件になっているということで、壁ドンSSと同じようなものだから大丈夫なんじゃないでしょうか・・・

プーは☆4-5キャラで、SS以外は弱いですし。