ベリアルの召喚石がなぜ「強い」と言われているかというと、以下のような性能だからです。
ベリアル召喚石のメリット
- サブ加護効果…敵最大HPの1%のダメージを全攻撃に付加。
- メイン加護効果…味方HP上限2万に固定。一撃被ダメ上限5000に固定。
特にサブ加護効果が注目されています。
最大HPの1%で、4凸だと上限3万のダメージを全攻撃に問答無用で付加します。ほとんどの敵は、最大HP300万なんて超えてるから、実質3万固定ダメージです。
サブ加護効果の何が強いのか
「3万って、少なくない?」
と思うかもしれないけど、「全攻撃」に付加されるので強い。通常攻撃、追撃、奥義、アビダメにも。
たとえばTA(トリプルアタック)して、それぞれに追撃がある場合、3万×6=18万付加されます。
コルルの瀕死時自動発動アビ「ちぇすと」6連撃にもそれぞれ付加されて合計18万プラス。
あと、キャタピラさん。初ターンにアビだけで34回攻撃できます。それに全部3万プラスされるからすごい。
これは通常攻撃ダメ上限とか、奥義ダメ上限とか、アビダメ上限とか関係ナシ。
しかも全属性で使用可能。
だから、与ダメージが上限に届いている上級者にはひっじょ~にありがたい召喚石で「即4凸でしょ」という人もいるわけです。
もちろん、上限届いているかどうかに関係なく敵最大HPが300万以上なら確定で3万付加されます。
某大手サイトでもサブ効果で与ダメアップするアーカルム召喚石についで金剛晶使用優先度が高いとされています。
でも。
初心者や中級者にはどうか
気になるのは私たち初心者中級者にとって金剛晶使用優先度が高いかどうかということ・・・
初心者中級者の場合考えないといけないのはベリアル召喚石をつかう場合のデメリットです。
メインで使う、かつ初級者中級者の場合はデメリットはほとんどありません。
最大HPの上限が2万になってしまいますが、闇属性は2万に届いていない人がほとんどでしょう、たぶん。
なのでほぼ「一撃被ダメの上限5000」というメリットのみを享受できます。
となると我々初心者がよくお世話になるジ・オーダー・グランデノーマルのマルチなんかも行きやすくなりますね。ガンマレイで全滅という事態を避けやすくなるので。
バハムートをメインで使うのに比べても、一長一短であって劣っているとは思えません。
ベリアル召喚石でどれくらいHPが減るか比較
でも気になるのはベリアル召喚石をサブ枠にセットする場合のデメリット。
HPどれくらい減るの?という話。30%減とは表記されているものの・・・
これ「守護」スキルで緩和できるということだからちょっと試してみました。
結果は以下の通り。
- 守護ゼロ…HP30%減
- 守護11%…HP27.1%減
- 守護22%…HP24.7%減
- 守護33%…HP22.2%減
- 守護105%…HP14.7%減
HPが減る割合はどんどん小さくなっていきます。やっぱり守護によって緩和されてる。
これを見ると、だいたい守護を30%入れることができれば、ベリアル召喚石をサブにセットしても「素」よりHPが少なくなってしまうことはない、ということになりそう。
シュヴァ剣で自然に守護が増えていく光属性なんかはベリアル使いやすいですね。
やはり上級者ほどメリットが大きい
以上のことをまとめると、
- 連撃や追撃を確保できているほどメリットが大きい
- 守護を確保できているほどデメリットが小さい
ということになり、つまりベリアル召喚石というのは上級者ほどメリットが大きくデメリットが小さい召喚石ということになりますね。
ナンテコッタ。
なので、特に初心者のうちは他にダメージを伸ばす方法はいろいろあるので、HPを減らしてまでベリアルを使う必要はない、ということになりそう。
でももちろん、そこは人それぞれ、重視するポイントは違うのだから、「いや、自分は使う!」というのでも間違いではありません。
現に大して強い編成を持っていない私も「金剛晶使おうかな~」と迷っている次第。
HP減ると言っても、格下の敵を相手にする場合は大した影響ありませんからね。
ベリアル以外に金剛晶を使いたい召喚石を持ってるかな…
それに、他の召喚石にしても、金剛晶を使うかどうかと言うと・・・
アーカルム召喚石はどう?
例えば、金剛晶使用を最も推奨されているアーカルム召喚石。
中でもサブ効果で与ダメージアップできる6つ。
サン、ハングドマン、ムーン、ジャッジメント、スター、デス
アーカルム召喚石は4凸の際に金剛晶が1個必要です。で、6属性だから6個必要。
たった一個で強化できてしかもガチャでかぶる心配がないから心置きなく金剛晶を使えます。
でも、6属性分の素材を揃えるのにとんでもなく手間がかかるので、たとえばサンとハングドマンとデスを手に入れたら、他は置いといて先に目の前いるベリアルさんを強化したいと思っても・・・間違いじゃないよね。
バハムート、ルシフェルと比べると?
あと迷うと言えばバハムート、それからルシフェルかな。
どっちも持ってない。(泣)
もしどちらももっていたら、個人的には優先順位は
バハムート>ベリアル>ルシフェル
にすると思います。つまりベリアルよりバハムート優先。
ただこれ、マルチに重きをおく場合は変わると思います。
なぜなら、バハムートは召喚効果が強いからです。
ところが、スピード勝負になるマルチでは、そう何度も召喚するわけには行かず、「ベリアルをサブに入れて即殴ったほうがいいや」となることも多いからです。
だいたいのマルチは、そんなにHP多くなくても、そうそう全滅はしませんし。
神石もあったね
あと迷うとすれば・・・神石。オプティマスシリーズというやつ。
アグニス、ヴァルナ、ゼピュロス、ティターン、ゼウス、ハデス
この6つ。
これらのうちどれかをもっていて、なおかつ、神石編成に移行するに足る武器も揃っているという場合は・・・その神石に優先して金剛晶を使うと思います。
ただ、初心者でそんなに揃ってるって、大量に日本円投入でもしない限りまずありえないし、中級者だって難しいでしょう。
それに、神石編成以降だと、今度は「ダマスカス鋼はどれに優先して…」という問題も出てくるのでさらに考えることが増えます。
まとめ
ということでそろそろまとめましょう。
個人的にやるとしたら。
まず、HPを見ます。
ベリアル装備でどの属性もHP1万切ってしまうようなら金剛晶使用は見送り。
せめて2属性くらいHP確保できるとわかったら、他に優先すべき召喚石がないかをチェックします。
とりあえずアーカルム用に金剛晶3個確保。サンとハングドマンとデス用。
ただ、残り3属性分の素材も揃いそうなら、やっぱりアーカルム石に優先して金剛晶を使います。
次、神石+それに対応する武器が揃っていたらベリアル召喚石よりその神石を優先。
そしてバハムート召喚石を持っていたらそっち優先。
そしてやっとベリアル召喚石です。
ベリアル召喚石に金剛晶使うかどうかの個人的な判断はこんな感じになると思います。
まあ結局は、それぞれ自分がいちばん楽しめそうな使い方を選ぶのがいちばん。
「ベリアル召喚石でいろいろ試したくてワクワクする!」
というのであれば最優先で金剛晶を使うのも正解だと思います。
だって楽しむためにゲームやってるんだし。
強いかどうかなんて、新要素が加わったり修正されたりでコロッと変わっちゃうことがあるし。
だったら自分がいちばん楽しめそうな選択をするのが正解ですよね。