グラブルで「減衰」というとダメージ上限のことです。厳密には少し違うけど、区別してもあんまり意味がないのでそういうことにしておきます。^^;
要するに、ダメージが一定の数字まで上がると、それ以降は「減衰」して、それ以上ダメージが出なくなってしまうということです。
減衰値一覧
だいたいのダメージ上限は以下のようになっています。
- 通常攻撃…45万
- アビリティダメージ…アビリティによって違う
- 反骨、追い打ち系…116万
- 奥義…168万(特別な数値を持つキャラあり)
- チェインバースト…116万(2人)140万(3人)168万(4人)
「通常攻撃の減衰は60万」なんて話を耳にしたことがあるかもしれませんが、それは、通常攻撃ダメージ60万を超えると、1%に減衰してしまうからです。
現実的にはダメージ上限は45万程度となってしまいます。
「減衰様」の支配下にある数値一覧
通常攻撃の場合、減衰前の基礎ダメージの計算には、以下のような数値が用いられます。
- 攻刃(通常、EX、方陣)
- 背水(通常、方陣、サポアビ、LB)
- 渾身(通常、方陣、サポアビ、LB)
- 召喚石加護(マグナ、神石、属性、キャラ攻撃力)
- 弱点補正
- バフ(攻撃力、属性攻撃力、累積攻撃力)
- バハ武器、オメガ武器の攻撃アップ
- ストレングス、逆境バフ
こういう数値を足したり掛けたりして基礎ダメージが計算されます。
その基礎ダメージに対して減衰が働きます。
だから、以上のような数字をいくら増やしたとしても、約45万の上限はほとんど超えられないということになります。
言い換えれば、以上のような数値はみんな「減衰様の支配下にある」ということになります。
だからこの減衰値、ダメージ上限を超えるには、「減衰」が計算されたあとに乗算なり加算なりされる数字を増やす必要があります。
減衰様の支配されない数字を増やすということです。
減衰を超えるものたち
セラフィックウェポン
そのためによく勧められるのがセラフィックウェポン、天司武器です。
天司武器は、弱点属性に対してしか効果がありませんが、それでも最終上限解放後は「最終ダメージを1.23倍」、最終解放前でも1.2倍にしてくれるので、減衰による制限を受けません。
「天司武器? ああ、バハ武器とかオメガ武器と同じようなもんでしょ?」
なんて思うかもしれませんが、違うんです。
バハ武器オメガ武器は減衰様の支配下にありますが、天司武器は支配されてないんです。さすが天使様。
だから、お手軽に与ダメージを増やすために、天司武器の作成が強く推奨されるわけです。
アーカルム召喚石
似たような効果を持つものとしてアーカルム召喚石(サブ時)があります。
アーカルム召喚石にはサブに設定すると属性ダメージを増やしてくれるものがありますが、これも減衰の支配を受けません。
虚空武器にも似たような効果がありますが、こちらは天司武器やアーカルム召喚石と違って「加算」です。足し算。
ダメージ上限アップスキル
これら以外にも、スキルとしてダメージ上限を上げる効果を持つ武器もあります。手頃なところとしては四象武器の「邪」です。
奥義ダメージ上限を上げるものは「必殺武器」なんて呼ばれて重宝されていますね。代表はブルースフィアやテュロスビネット、アビススパイン、それからこれまた四象武器の夏ノ陽炎など。
ただ「ダメージ上限アップ」スキルはその名の通り「上限を上げるだけ」なので、そもそもダメージが上限に届いていなければ意味がありません。
天司武器のようにダメージ自体を増やしてくれるものではないということ。
サポートアビリティ
天司武器のような効果をサポートアビリティとして持っているキャラもいます。
たとえば光闇以外の最終解放十天衆がその代表です。あとは水着パーシヴァル、ランスロット、イシュミール、ティアマト、ユグドラシル、スカーサハ、シヴァ、クビラなど。
シヴァ、クビラ以外は天司武器と効果が重複しません。
追撃
そうそう、もっと単純なものとしてウォーロックのチェイサーやパラゾニウムの奥義効果など、単純に追撃が加わるものもダメージ上限を超える手段となります。
反骨、追い打ち
また反骨(ドライブアサシン)、追い打ち(ブレイクアサシン)もダメージ上限を大きく上げてくれますが、これはこれで、特別な上限を持っていると見ることもできます。まあ、どっちでもいいか。
ブレアサに限らず、与ダメージとダメージ上限を同時にアップしてくれるアビリティや召喚石はいくつか存在します。
例えば召喚石シヴァやバハムートはよく用いられますね。