ドフラミンゴとクロコダイルの関係、頂上決戦で「嫉妬」って…【強さも似てる二人】

似ている点

ドンキホーテ・ドフラミンゴとサー・クロコダイル、二人が似ているというのは以下のような点でです。

・人としての雰囲気が似ている(笑)
・組織を作って活動
・国を乗っ取る
・自らを英雄のように思わせる
・似たような部下がいる
・王下七武海
・年齢も近い

その上、ドフラミンゴは頂上戦争(頂上決戦)中に、クロコダイルを誘いに来ます。

ドフラミンゴ:「俺と組まねえか」
クロコダイル:「部下にしてくれの間違いだろう」

ドフラミンゴも「似た者同士」だと思ったのか、クロコダイルを誘うのですが・・・クロコダイルの方はご覧の通り「上から目線」の返答。(笑)

ドフラミンゴとクロコダイルの関係についての「憶測」

ただ、その後のドフラミンゴの言葉で、いろいろな推測が展開されることになります。

ドフラミンゴ:「俺を振っておいて白ひげと組むのか? 嫉妬しちまうじゃねえか」

画像:「ONE PIECE」(集英社、尾田栄一郎)より

 

ここから、ドフラミンゴとクロコダイルの関係は「ドフ鰐」と呼ばれるようになり、BLの格好の・・・

それはさておき。

クロコダイルには「元々は女性」疑惑があるので、昔々、ドフラミンゴとクロコダイルは恋人同士だった、あるいは、今回の「ナンパ」にも見られるようにドフラミンゴが片思いをしていた・・・という話が一部で盛り上がりました。

「ワニ野郎」と呼ぶ理由

頂上戦争中、ドフラミンゴがクロコダイルに対して

「ワニ野郎」

と呼びかけてるんですね。

これも、わざわざ「野郎」なんて呼ぶのは、「元々女性だった」ことから皮肉を込めているんじゃないか・・・なんて思われてしまうわけです。

ということで、さらに上記の推測は支持されることとなりますが・・・真実は神(作者)のみぞ知るところですね。^^

さて次に。

どっちが強いの?

似ている二人ですので「戦ったらどっちが強いの?」というのもよく話題になります。

で、そういう話題の大方の結論としては、

「あの頃のルフィに負けてるんだから・・・」
「クロコはドフィには勝てないよね・・・」
「覇気も使えないみたいだし・・・」

という感じでしょうか。

ただこれにはいろいろと異論も出ています。

まず、それぞれがルフィと戦った時点の能力で比べるのは不公平だと。

これはそのとおりですね。

ルフィがドフラミンゴと戦っている時点では、さすがにクロコダイルも覇気は身につけているだろうし、自らを鍛えることでかつてより強くなっているだろうということ。

クロコダイルは本当にルフィに負けたのか

ただそれでも

「あの頃のルフィに負けてるんだから強くなっているとしてもそこまでは・・・」

という考えもあります。

これに対しては、あの時負けたのは「油断」もあったからじゃないかというんですね。

クロコダイルはルフィと3度戦っていますが、最初の2回は圧勝しているわけだし、きっちり「とどめ」をさしておけばそれで終わっていたでしょうから。

で、3戦目は油断していたところ、力の配分も間違えて敗北・・・

ということになっていますが、これもまわりの助けがまったくなければ、ルフィは毒で死亡、クロコは気絶から目覚めて・・・

「最終的に勝てばよかろうなのだ!」(笑)

ということになりそうです。

それプラス、ルフィには主人公補正もありますので・・・大方の予想ほど「クロコダイルはドフラミンゴにまったく勝てない」ということはなさそうです。

ルフィが空白の2年で強くなったように、クロコダイルも遥かに強くなっているでしょうし・・・

「ルーキー」とナメていたルフィに負けたわけですので、その屈辱をバネに、とんでもない修行に打ち込んだということも考えられます。

ということでドフラミンゴと戦って一方的に敗北ということはありえないでしょう。

ドフィとクロコ、二人の間の特殊事情が戦いに影響?

それに。

上述の「憶測」が本当だったら・・・つまりドフラミンゴとクロコダイルの昔の関係が憶測どおりだったら、ドフラミンゴはクロコダイルに対して100%の力を出すことはできないかもしれません。

いくら冷酷になろうとしても、どこかで手加減してしまう・・・ということはありえます。

「それはお互い様でしょ」という考えも成り立ちますが、まあどちらかというと男性の方が過去を引きずってしまうものですし。(笑)

戦うとどうなるか妄想

じゃあドフラミンゴとクロコダイルが実際戦ったらどうなるか、妄想してみましょう。

砂漠で戦えばクロコ有利で、土砂降りの雨の中で戦えばドフラミンゴ有利となるので、街なかで(迷惑だけど)、晴れた日に戦うとしましょう。

あと、ややこしくなるので「過去に関係はなかった」という条件にします。(笑)

お互い、その土地自体を砂に変えたり糸に変えたりということはできますが、お互いそれをやっているとキリがないので、結局は格闘戦となるでしょう。

あ、もちろんクロコは覇気修得済みとします。

となると・・・

お互い、覇気を込めた打撃、斬撃、刺突をどれだけ相手に当てられるかが重要になります。

この点、砂のほうが柔軟性に富んでいて、攻撃回避とも有利かもしれませんね。

防御という点では、覇気を込められた攻撃を食らって平気というわけには行きませんが、自らバラバラに分離して緊急回避することは可能です。

それに対してイトイトの能力では、糸によって分身を作ることはできるけど、自らを糸に変えて緊急回避というのはできないようです。

つまり能力的にはクロコダイル有利と言えそうです。

ただ、どちらかというとドフラミンゴのほうが体術や戦術では優れているんじゃないかという印象はありますね。

相手を騙したりして不意をつく攻撃も、ドフラミンゴのほうが得意なんじゃないでしょうか。

まあでも、その点でも、昔ルフィと戦ったときよりもクロコは進歩しているでしょうから、そんなに引けは取らないかもしれません。

となると、大方の予想に反して、

「意外にクロコダイル有利なんじゃない?」

と考えたくなります。^^