「地球は行動の星だから動かないと何も始まらないんだよ」
というのは私も大好きな斎藤一人さんの言葉です。
結局行動しなければ願いもかなわないし、「行動が大事」とはよく聞くことですよね。
行動しないと引き寄せられないの?
でもこれを聞いて、こう思った人もいると思います。
「引き寄せの法則との関係はどうなるの?」
「イメージするだけで願いをかなえられるんじゃないの?」
と。
引き寄せの法則を解説した本の中にはもちろん、
「何も行動しなくても願いはかなう」
と書かれているものもありますが、これには2つの意味があると思います。
①本当に何も行動しない
②当人の感じ方としては特に行動しているようには思っていない
この2つ。
まったく行動しない人は特別
それで、①の意味で行動しなくて、それでもなんでも願いが叶う人というのは・・・極稀でしょう。
「行動は必要ない」と言っている人でも、②の意味で言っているのがほとんどだと思います。
②はなんというか、「自分から積極的に行動しているのではなく、そのようにさせられている」という感じ方ですね。「何か大いなる存在に導かれている」と。
そういう感じ方をする人は、
「え? 特に行動しようとは思っていませんけど・・・」
となるわけです。
でも傍から見ると行動しているように見えますので、やはり我々一般人(笑)にとっては、
「引き寄せを活用するためにも、行動は必要だよね」
と思っておいたほうが理解はしやすいでしょう。スピリチュアル的に。
なぜわざわざこの世界に生まれてきたのか?
それはどういうことかというと・・・
私たちがわざわざこの世に生まれてきたのは、いろいろとルールを設定した世界を作って、そこでいろいろ体験するためです。
わざわざ「ルール=制限」をいろいろと作ったんです。
それについてはこちらで取り上げています。
スピリチュアルな世界では、思ったことがすぐに実現してしまうので・・・そんなのばかりでは面白くない。(笑)
だから、「願いを実現するには行動して一歩一歩願いに近づく必要がある」というルールを作ったわけです。そのほうがゲームとして面白いと思ったから。
そのためにこの世にはこの世の物理法則があり、時間概念もあるわけです。
ということで、行動は必要だとして・・・
「宇宙」からヒントをもらったら即行動
じゃあ「引き寄せの法則」的にはどういう行動を選択すればいいの?ということになりますよね。
これはたとえば、「宇宙さん」の本にはこういうことが書かれていました。
借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ
「宇宙にオーダーしたら宇宙からヒントが貰える」
「ヒントを貰ったらすぐにそれを行動に移すべし」
そしてそのヒントというのは「ひらめき」や「シンクロニシティ」という形でやってくると。
シンクロニシティというのは「意味のある偶然の一致」と訳されたりしますね。
たとえば、
「独立開業したい」
と思ったとします。でも、何をしたらいいのかわからない、と。^^;
そんな時に、やたらと「ライター」という言葉が目につくようになったとします。
インターネットを見ていたら、なぜかライターという仕事に関するページに行き着いたとか。
コンビニに入って雑誌を物色していたら、なぜか目の前にライターに関する本があったとか。
「仮面ライダー」を「仮面ライター」と見間違ったとか・・・いや、これは冗談ですが。^^;
まあそういう偶然が重なると、「あ、これはライターをやれっていうメッセージなのかな」と思うことになります。
でもですね。
それ本当に「宇宙」からのヒント?
「ひらめき」や「シンクロニシティ」と思えるものに出会ったとして。
それが本当に「宇宙」からのヒントなのか、どうやって判別すればいいのかと。
ひらめきと言っても、自分の妄想かもしれないし、シンクロニシティと言っても「意味ある偶然」じゃなく「単なる偶然」かもしれないし・・・
どうすりゃいいのと。
これについては、斎藤一人さんお勧めの判定法がわかりやすいです。
あることを選択した場合に、「心がふわっと軽くなる」ようなら、その選択は正しい、という判定法。
バシャール流に言えば「ワクワクする」ですね。それを選んでワクワクするようなら、その選択は正しい、と。
上記の例で言えば、「じゃあライターになろう!」と決めて、心がふわっと軽くなる、ワクワクするようなら・・・少なくともそういう感情が心の半分以上を占めるなら、その選択は正しい、ということになります。
そうではなくて、何かネガティブな感情に満たされるようなら・・・不安しかないとか、面倒臭さしか感じないとかなら、その選択は違うのでしょう。
起こってくること
津留晃一さんによれば、何かを「実現する」と決めて、あとは「宇宙」を信頼しておけば、必要なことは「起こってくる」ので、それに淡々と取り組めば良いそうです。
「起こってくる」ことというのは「ひらめき」であったり「シンクロニシティ」であったり・・・
あとは否応なく特定の行動に導かれたり・・・これはたとえば、会社をリストラされたり、なんてことですね。
「私がやらねばならない」と考えて行動する場合は、「小さな自我」による選択で間違っていることが多いと。
そうではなく「起こってくること」に取り組むのであれば、これはハイヤーセルフ、または「宇宙」の導きだから正しい選択だというわけです。
ここに斎藤一人さんやバシャールの選択基準を加えれば、やっていることに自信を持ちやすくなるのではないでしょうか。
引き寄せ合い
ということで。
まあ引き寄せにも行動は必要だよね、という話でしたが。
「引き寄せ」と言っても、望むものを引き寄せるというだけでなく、望むものに対して「自分が引き寄せられる」という面もあると理解すると良さそうですね。
対象も自分の方に寄ってくる、同時に、自分も対象の方へ寄っていく。
いわば「引き寄せ合い」。
そりゃ歩み寄ったほうが、お互いが出会うのは早くなりますよね。^^