引き寄せの法則に簡単なやり方と難しいやり方があるのはなぜか

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「引き寄せの法則」とはいいますが、「願いを叶える」ための方法というのは昔からいくつもあって、そういう意味では「引き寄せ」のやり方は非常にたくさんあることになります。

簡単なものから難しいものまで。

不便さ不自由さを体験してみたかったので…

じゃあ難しいやり方にはどんなのがあるかというと、「昔のやり方」にそういうものが多いですね。

いろいろと細かく作法が決められていて、そこから少しでも外れると願いが叶うどころか「バチが当たる」みたいなやり方。

で、なぜ昔はそういう「難しいやり方」が多かったのかというと、「不便なこと不自由なことを体験したい」時代だったからです。

やっている当人はそんなこと思ってもいませんが、スピリチュアルな次元ではそうだったということ。

もちろん現在でもそういうところはありますが、その度合が違っていたということです。

私たちがわざわざ、こんな世界を作ったのは、「不便なこと、不自由なこと」を体験するためです。

もちろんそれは、修行のためではなく、ましてや苦しみたいためではなく、「楽しむため」です。

制限=ルールがあるからゲームは楽しい

そもそも私たちは全能の存在なのですが、ずっと全能だとそのありがたみがわからないし、退屈もしてしまう。

そこで自分に「制限」を設定して、不便な場所、不自由な場所で生きてみるという「ゲーム」をすることにしました。

そもそもゲームって、制限があるから楽しめるんですよね。ルールと言ってもいいでしょう。

例えばサッカーは、キーパー以外は手を使っちゃいけないという制限があるわけですが、そのおかげでサッカーとしての面白さが生まれているわけです。

ということで私たちは、時代によって違いはあれ、不便さ不自由さを体験することになります。

で、過去のある時期はその度合が激しかったと。

それでなにかものすごい儀式とか手続きとか修行とかやらなければ願いがかないにくかったわけです。

でももう十分体験したので

でも私達は、そんな不便さ不自由さはもう十分体験した、体験しすぎるほど体験したので、現在は

「そんなのもういいでしょ」

という段階になっています。

不自由さを楽しむという本来の目的から逸れてしまって、苦しみ悲しみ恐怖を増やすようになってしまったのでなおさらです。

もうそんなことはやめようと。

本来の私たちに戻って、その素晴らしさを再認識しようと。

そういう段階に来ています。それが地球レベルでのアセンションというものです。

だから現在では、願いを叶える方法、引き寄せの方法も極めて単純なものが増えてきています。

最も単純な「引き寄せ」の方法

最も単純なのは以下のような方法。

  1. 願いがかなった場面を思い浮かべてその時の感情にひたる
  2. あとは日々いい気分でいる

これだけ。

「いい気分でいる」というのは「波動を上げる」なんて言われることと同じです。

波動とかいうと話がややこしくなるので

「いい気分でいる」

これだけ。

引き寄せはこの単純なやり方で達成できます。

にもかかわらず・・・

なぜ引き寄せには色々なやり方があるのか?

今でも引き寄せにはいろんなやり方があります。すごく複雑なものも。

「◯◯の日に@@に向かって**時間歩いて・・・」

とか

「◯◯◯という言葉を毎日1000回唱えて・・・」

とかいろいろ。

それに加えて昔からある大変な方法まで。

それはなぜかというと、

「確信を得るため」

です。

私たちが疑問も余地なく「そうなる」と思ったことはそうなります。

だから、

「特に何もしなくても引き寄せは実現する」

と確信している人にとっては願いを叶えるなんて当然のこととなります。

「複雑な儀式を毎日熱心にやらないと願いはかなわない」

と思っている人は、そういう複雑な儀式を毎日やることで「確信」を得て、それで願いを叶えます。

「ボロボロになるまで働かなければ願いがかなわない」

と思っている人は、ボロボロになるまで働いてやっと「ここまでやったのだから大丈夫だろう」と信じることができ、それが引き寄せにつながります。

「◯◯という神様を信じれば幸せになれる」

と思っている人は、〇〇という神様を信じることで「これで大丈夫」と思うことができ、その確信によって大丈夫になります。

要するにすべて「確信」を得るための手段です。

「信ずるものは救われる」というのは100%正しいんです。確信によって、自分が思ったとおりになるのだから。

なんでもいいんです。確信が得られれば。

呪文が力を失う時

こんな話があります。

手を当てるだけでいろいろな病気を治してしまうお婆さんがいました。

お婆さんは手当てをする時に決まってある呪文めいた言葉を唱えていました。

その呪文を唱えたあと手当てをすることで、お婆さんは多くの人の病気を改善してきました。

ある日そのお婆さんのところに、スピリチュアルなことを研究しているという青年がやってきました。

そんな青年なので、外国の古代の言葉についても独自に研究していました。

その青年はお婆さんの呪文を聞き、「その言葉は〇〇という地域の古代の言葉で『こんにちは』っていう意味なんですよ」と親切のつもりで教えてあげました。

それを聞いたお婆さんは衝撃を受け・・・それ以来、お婆さんがいくら手当てをしても、病気が改善することはなくなりました・・・

こんな話。

この話が何を意味しているのかというと、大事なのは呪文ではなく、お婆さんの「確信」だったということ。

呪文の意味を知る前のお婆さんは、「この呪文には病気を治す神秘的な力がある」と信じ切っていたので、実際そうなりました。

ところが青年から呪文の意味を聞いて、「なんだ、挨拶の言葉だったのか…」と思ってしまった途端、確信を失って・・・病気を治すことができなくなったということ。

つまり、手段は何であれ大事なのは「確信」

どんなやり方であれ、引き寄せを可能にするのは「確信」。

それはつまり、大事なのは方法ではなく「私たちの本来の力を引き出すこと」。

本来の自分を思い出すこと。

力を持つのは呪文ではなく私たち自身だということ。

引き寄せ的にも自己否定はダメ

自己否定は絶対やめるべきだということを以前にも書きましたが・・・

自己否定、自虐の原因、メリットデメリット、そして克服法~スピリチュアルに考える

上述したことからすると、自己否定、自虐が引き寄せの邪魔をしてしまうことは明白です。

だって自分は素晴らしい力を持った存在なんだと「確信」することこそ、その素晴らしい力を発動させるためのキーとなっているわけだから。

それなのに「自分はだめだ」と日々言い聞かせていると・・・これは自分に「自分はだめだ」と「確信」させていることになります。

そしてだめな自分、ダメな人生が現実化していくことになります。

それは今すぐやめなければならない。

やめるのは簡単です。本来の自分を「思い出す」だけだから。

私たちは、もともと「神様」と呼ばれるような大いなる存在から出てきたわけだから、その「神様」と同じ存在であると、思い出すだけ。