真皮の構造と厚さ

真皮の中はコラーゲンで満たされているということを
前回はお話ししたのでした。

それで真皮の中はコラーゲンと線維芽細胞、
それからエラスチンとかヒアルロン酸とかあるという話でしたね。

でもそれだけじゃないんです。

ということで今回は、真皮の構造について
もっと詳しく見ていきましょう。

真皮は意外に厚い

まず真皮の厚さですけど・・・
これ、「真の皮膚」というくらいですから結構厚いんです。

表皮の10倍くらい厚いんです。
真皮の厚さは2ミリ前後あります。意外に厚いでしょ?^^

まあ場所によって厚さも変わりますし、
女性よりも男性のほうが厚いのですけどね。

まあとにかく、この2ミリ前後の皮膚で、
体の「内」と「外」を厳然と区別しているわけです。

ですので、「浸透力のある化粧水」とか言っても、
この真皮に浸透していくことはできません。

それはそうでしょう。真皮を通り越して体内に
化粧水が入ったら大変ですからね。

真皮には血液が流れている

で、真皮の中では線維芽細胞が働いているということでしたが
細胞が働くために必要なものといえば・・・

酸素とか水分とか栄養ですよね。

それらを運ぶのが血液。
ということで真皮には血管が通っています。

よく毛細血管なんて言いますよね。あれです。

だから真皮を傷つけると出血してしまいます。痛いです。^^;

この毛細血管って、寒いときには縮んじゃうんですよね。
体内から熱を逃がさないために。

ということは寒くなると、肌の血行が悪くなるんですね。
血行が悪くなるということは水分や栄養があまり運ばれてこない
ということになります。

それで肌が乾燥したりその他の肌トラブルが増えたりするわけですね。
外気の乾燥も影響しますが、内側からも乾燥してしまうというわけ。

だから、乾燥肌の人は意識して血行を良くしてやる必要があります。

血管以外の「管」

さて、真皮にあるものとして血管以外には何があるのかというと、
リンパ管も通っていますね。

ここはリンパ液という体液が流れているんですけど、
リンパ管に余分な水分が滞ると、「むくみ」という状態に
なってしまうんですよね。

それで顔なんかがパンパンになってしまうこともあります。

また見た目だけじゃなくて、リンパ液には老廃物も溶け込んでいますので
これがいつまでもとどまっているのは肌にとっても悪いことですよね。

だから血行だけでなくリンパの流れもよくしましょう
ということになります。

他に真皮にあるものとしては、汗腺がありますね。汗の通り道。
ただこれは皮下組織から表皮まで通じて毛穴で外界とつながっていますので
真皮だけのものではありませんね。

ということで厚さ2ミリの真皮にあるもので大事なのは
線維芽細胞、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸だけでなく
血管やリンパ管などもあって美肌に大いに関係しているという話でした。