1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術(DUKE。)【レビューと感想】

新高値銘柄を買っていこうという方法ですね。個人的に大事だと思った部分をメモしていきたいと思います。

株探の株価注意報をチェック

まずはタイトル通り、新高値ブレイクした銘柄を毎日チェックします。

ここで「株探」の「株価注意報」を利用します。

株探・株価注意報

これを見ると、「本日、年初来高値を更新した銘柄」ってありますよね。これをチェックです。

少なくとも「過去1年以上」のスパンで最高値をブレイクした銘柄をチェックします。

一覧表として出てきますが、チャートのようなアイコンをクリックするとチャートを見れますので、それでどれくらいの期間での新高値なのかチェックできます。

「本日、年初来高値を更新した銘柄」を見ると、結構いっぱい出てきますので、「自分にとってわかりやすい」と感じた会社を選んで優先的に見ていくと良さそうです。

ここで銘柄ごとの「ニュース」も見ることができるので、なぜ新高値をつけたのかわかることもあります。ツイッター検索で銘柄を調べてみると、理由がわかることもあります。

そうしてある程度絞り込んだ上で、次の段階に進みます。

利益の伸び率をチェック

次の段階はファンダメンタル分析になります。

これには引き続き株探と、あとは会社四季報を利用します。

会社四季報オンライン

ここで何を見るのかというと、以下の各数値の「伸び率」を見ます。

①過去3~5年の経常利益の伸び率が5%以上(純利益が激減しているものは除外)
②直近1~2年の経常利益の伸び率が20%以上
③直近2~3四半期の前年同期比:経常利益20%以上
④直近2~3四半期の前年同期比:売上10%以上
⑤直近2~3四半期の前年同期比:売上高経常利益率(売上営業損益率)がのびていること

ここまで調べれば十分なようにも思えるし、①~⑤までの条件を全部クリアする銘柄はなかなか見つからないとは思いますけど・・・ここからさらに次の段階のリサーチに進みます。

事業内容をチェック

次は、会社のホームページ決算説明資料中期経営計画などを読んでいきます。さらに会社四季報の独自予想もチェックします。

ここでまずは、「なぜ儲かるのか理解できないものは除外」ですね。

あとは上記の資料を読んでみて、これからの成長を納得できれば、その銘柄は候補として残す、ということになります。

よくわからないことはその会社のIR(投資家向け広報)に電話して確認するのも良いでしょう。

買う前にノートにまとめる

いよいよ買い出動、ですが・・・

買う前に、ここまでで調べたことを、候補銘柄ごとにノートにまとめます。

①なぜ急に伸び始めたのか
②何%の成長が見込めるか
③なぜ収益性が高いのか
④高収益は継続できるのか
⑤何があると収益が消えてしまうのか
⑥株価はどこまで上がりそうか

以上をノートにまとめておきます。

そして以上のことは、決算が出るたびに見直します。

買った後でも、見直した結果、当初の想定を満たせないと思えてきたら、その銘柄は売ってしまいます迷った場合は一部利益確定して様子を見ます。

さて。

買いのタイミング

ここまではスクリーニングで、買うべき銘柄を絞り込んできたわけですね。

次に、実際どういうタイミングで買い、そして売るかという話です。

「買い」は基本的に、新高値ブレイクした値段付近で買うことになります。

まず最初に、新高値ブレイクした時点で「株探」で見つけることになりますよね。

ブレイク翌日は難しそう

で、この本には「新高値更新日の翌日に寄付き成行き買い」ということが書かれていますが・・・これはなかなか難しいと思います。

だって、前半のスクリーニングのところで、利益の伸びだけじゃなくて会社のホームページや決算資料など調べなきゃなりませんからね。

調べているうちに・・・株価が高いところまで上がってしまって手を出せなくなるかもしれません。

次の反発を狙う

そういう場合は慌てて買うのではなく、また下ってくるのを待ちます

一旦新高値ブレイクしたら・・・そのブレイクしたラインが、抵抗線から支持線に「変身」しているはずですね。

たとえば、ある銘柄の株価が、1000円をなかなか超えられなかったとしましょう。1000円に近づくたびにチャートが跳ね返されて下がっていく方に転換していたと。

つまり1000円が「抵抗線」となって上昇を阻んでいたわけですね。

ところがある日この1000円を超えました。新高値ブレイクというわけです。この場合、先の1000円が今度は、「支持線」となって株価が1000円以下になることを防いでくれるはず・・・というわけですね。

だから。

最初の新高値ブレイクの時点でタイミングを逃してしまっても、株価が下がってきて、この支持線に跳ね返され、再び上昇に転ずるタイミングをまとうというわけです。

そこで「買い」。

支持線で跳ね返されず、そのまま下にブレイクしていったら・・・それはもう見送りということになりますね。^^;

上昇がどれだけ強いか見る

で、新高値ブレイクなど、株価の上昇の「強さ」を判断するために、見るべきポイントというのがあります。

一つは出来高ですね。出来高増を伴って上昇している場合、これは「強い」と判断できます。

次にブレイクする前の「もちあい」の状態が長期間でしかも値幅が狭いほどその後のブレイクは強い動きとなりやすいです。

「カップウィズハンドル」という動きも参考になります。チャートが「コーヒーカップとその持ち手(ハンドル)」のような形を描いて、最終的に上昇していく、というものですね。

この場合、株価が一旦下がって、コーヒーカップの底を形成しますが、下がると言ってもその前の高値から40%以内というのが条件です。

その後、上昇してコーヒーカップの「本体」の部分が完成、そこでまた下がります。今度はハンドルの部分を形成しに行くというわけです。

出来高を減らしつつ下げていって、「売り」が枯れたところで再び上昇、こうしてハンドルの形も完成され、その後、新高値ブレイクしてさらに上昇、というのが理想的な形です。

資金の分割

次に、資金の分割について。

「買い」と言っても、一度に全資金を投入するわけではありません。

1銘柄には全資金の5分の1を使います。

さらにそれを5回に分けて「買い」に使います。

全資金が500万円としたら、1銘柄に100万円ですね。

で、さらにそれを5回に分けるわけだから、だいたい20万円ずつ買っていくことになります。

まず、新高値ブレイク後に最初の買いですが、このとき5分の1を使います。上記の例で言えば20万円前後。

で、含み益が出たら様子を見つつ、5分の1ずつ買い増ししていきます。これは前回より高い単価で買うことになります。

つまり分割買いで、平均単価を下げていく、という方法ではありません。

ここまでが「買い」の話。

損切りの目安

次は「売り」。売りには損切りと利確がありますね。

まずは損切りから。

これがちゃんとできていれば、大ダメージを受けることはないというわけですね。

損切りの目安は、以下のようになっています。

①ブレイク前のボックスに戻った場合
②10%下がった場合
③ボックス下限付近からなかなか上昇しない場合(最大1ヶ月)
④日経平均より弱い動きが続いた場合
⑤ディストリビューション日
⑥「間違えた」と感じた場合

「ボックス」というのは、株価が一定の値幅を行ったり来たりする場合、その範囲を「箱=ボックス」に見立てた呼び名です。

新高値ブレイクしたということは、それまでのボックスの上限を上に突き抜け、一つ上のボックスに入ったことを意味します。

ディストリビューション日というのは、過去4週間のうちに、

日経平均が出来高増を伴って前日より安くなる

という日が、5日あった場合、その5日目を指すようです。

利確の目安

次、利確ですね。

利確の目安は以下のようになっています。

①ボックス割れ
②三空
③急騰後の天井圏で大陰線または長い上ヒゲが出た場合
④悪い材料が出た場合

ボックス割れというのは、一度新高値ブレイクし、さらに新高値ブレイクしてもう一つ上のボックスを形成した場合、そのボックスを下に突き抜けたら利確、ということですね。

三空というのは、三回も窓を開けて株価が上昇した場合です。このあとは下る確率が高いので利確、というわけです。

以上、「1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」の大事そうな部分をメモしてみましたが、もっと詳しい内容を知りたい場合は是非、本のほうを読んでみてください。

 

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