私自身の大失敗^^;からご紹介していきましょう。
はい。決算持ち越しをしてしまっての損失です。
順調に値上がりしてきた株だった
その銘柄は人気があって、株価も順調に上がっていたんです。
それで私も、その銘柄には自信を持っていて、「ずっと持ち続けても大丈夫だろう」と思っていたわけです。
経営状態もそれほど悪くないので、今度発表される決算も大丈夫だろうと。赤字なんてことは間違ってもないだろうと。
そういう感じでしたので、決算の日が迫っても、特に気にすることはなかったんです。
何事もなく通過するだろうと。
そしていよいよ決算の日。
決算発表の日、ストップ安
思った通り、決算の内容は悪いものではありませんでした。赤字でもないし。
ところが・・・
なんと、その日のPTSから株価がストップ安となってしまったんです。
これはびっくりしました。「え? だって、決算そんなに悪くなかったでしょ?」って。
でも、その時点での株価に込められた期待に応えられるほどの数字ではなかったということでしょう。
ストップ安ということは。
そして次の日のザラ場もストップ安で寄らず、その後のPTSでやっと寄ることになります。
そこで私は、狼狽して、PTSのストップ安の価格でその銘柄を売ってしまいました。
最安値で売ってしまった途端…!
大きな損失は出たけど、これで損失が広がるのは防ぐことができた・・・と、胸をなでおろしたのもつかの間。
売った直後から株価は上がり始めました。(あるある)
しかも急激に!
狼狽する私を尻目に、株価はずいぶんと高い位置まで上がってしまいました。
もう「買い戻そう」とは思えないような高い位置まで・・・。
結局。
すべての原因
すべての原因は「決算持ち越し」にあったんですよね、これ。
決算持ち越しさえしなければ、その後のストップ安で怖くなって、PTSの安値で狼狽売りをして、さらにその後その株価が急上昇するのを目の当たりにするという屈辱も・・・味わわずにすんでいたんです。
決算前に、高い値で売っておいて、その後ストップ安になったあとに買い戻せば、大きな利益が取れていたんです。
私から安値で株を買った人は、まさにそれをやっていたのでしょう。
「馬鹿な奴がいるなぁ」
と、?心笑っていたことでしょうね。^^;
決算持ち越しをしていいと考えるのは・・・よほどリスクの低い持ち株に限るべきでした。
すでにある程度長期間持っていて含み益も十分増えていて、ストップ安になったとしても含み損にならないようなものですね。
そういうものであれば、決算持ち越しも許されるのでしょう。
そうでなければ・・・いくら「黒字」の決算であっても、相場がそれをどう評価するかはわからないんです。
たとえ黒字であっても、「この結果では不足」と判断されることがあるわけです。
なので上記のようなよほどリスクが低い株でなければ、それはギャンブルとなってしまうでしょう。