商品名に「ヤクルト」とつく乳酸菌飲料はいくつかありますので、そのすべての種類を取り上げてみたいと思います。
価格や量、成分の違いや効果など見ていきましょう。
価格に関しては「メーカー希望小売価格」となっていますので、代理店や小売業者によって値段に違いが出てきます。
7種類のヤクルト(飲用)
とりあえず、ここで取り上げるのは以下の7つです。
newヤクルト
newヤクルトカロリーハーフ
ヤクルト400
ヤクルト400LT
ヤクルトACE
ヤクルトゴールド
毎日飲むヤクルト
newヤクルト
まずはヤクルトと言ったら多くの人にとってはこれ「newヤクルト」ですね。このヤクルトの値段と成分が基準となります。
newヤクルトの成分は、「乳酸菌シロタ株(LカゼイYIT、ラクトバチルスカゼイシロタ株)」で、これなくしては「ヤクルト」とは呼べないようなものです。
その効果については、後で考察します。
newヤクルトの内容量は65mlで、その中に200億個の乳酸菌シロタ株が含まれています。特定保健用食品です。
価格は40円です。
newヤクルトカロリーハーフ
次にnewヤクルトカロリーハーフですが、その名の通り、newヤクルトに比べてカロリーが半分になっています。
となると乳酸菌シロタ株も減ってるんじゃないかと心配になりますが、シロタ株の数は変わらず、200億個です。
それで内容量も値段もnewヤクルトと同じです。
それならカロリーハーフの方でいいじゃないかと思いますけど、こちらはなぜか、特定保健用食品とはなっていません。
また、カロリーを下げるために、人工甘味料であるスクラロースを使っています。
特に気にする必要はないと思いますが、気になる人は普通のヤクルトの方を選んでおけばいいでしょう。
ヤクルト400
さて、ヤクルト400ですね。
「ヤクルト400とかACEとかゴールドとか、高級そうなヤクルトがいろいろあるけど、どれがいちばんなの?」
と思う人も多いはずですが、このヤクルト400こそ、ヤクルトの最高級品です。
ヤクルト社もヤクルト400だけは特別扱いしているようで、お店では買えません。宅配専用となっています。
乳酸菌シロタ株の数は、名前に表れているとおり400億個です。newヤクルトの2倍となっています。
ただ内容量は80mlと少し多く、価格も80円とnewヤクルトの2倍になっています。もちろん特定保健用食品トクホです。
シロタ株の数が二倍なので値段も二倍ということでしょうか。^^
シロタ株の数が2倍というだけで、その他の成分はnewヤクルトと同じです。
「ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳、香料」
となっています。
となると・・・
ヤクルト400LT
ヤクルト400LTのほうは、ヤクルト400からカロリーを減らしたもの、ということになりますね。^^
newヤクルトカロリーハーフと違って、ヤクルト400LTはカロリー30%カットとなっています。
乳酸菌シロタ株の数は当然ながら400億個です。違うのはこちらもカロリーハーフのように甘味料としてスクラロースを用いているという点ですね。
ただ、カロリーハーフと違って400LTは特定保健用食品となっています。
ヤクルトACE
ヤクルトACEは、ヤクルト400に次ぐ地位にあるようです。これは400と違ってスーパーでも買えますが、乳酸菌シロタ株は300億個となっています。特定保健用食品トクホです。
内容量は80mlで価格は70円。
ACEは単にヤクルト400よりシロタ株が少ない、というものではありません。ACEにあって400にはない成分があります。
ヤクルトACEの原材料表示は以下のようになっています。
「ガラクトオリゴ糖液糖、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、還元水あめ、安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ピロリン酸鉄、ビタミンD」
つまり、オリゴ糖、ビタミンC、ビタミンD、鉄分が加えられているということですね。
ヤクルトにオリゴ糖というのは、腸内環境を改善するという点で相性が良いのですが、それ以外のビタミンや鉄などは「ヤクルトにそんなものは求めてないよ」という人が多いかもしれません。
ヤクルトに着目する人は、何より乳酸菌シロタ株が目当てのはずですので。
ヤクルトゴールド
ヤクルトゴールドは名前からするととても高級そうに思えますけど、特定保健用食品トクホにはなっていません。
乳酸菌シロタ株の数はnewヤクルトと同じ200億個です。内容量も同じ65mlですが、値段は10円高く50円となっています。
じゃあどのへんが「ゴールド」なのかというと・・・これもACEのように乳酸菌シロタ株以外の成分が追加されています。
「ぶどう糖果糖液糖、脱脂粉乳、ローヤルゼリー、安定剤(大豆多糖類)、香料、グルコサミン、ビタミンC、乳酸カルシウム、ビタミンD」
ヤクルトゴールドで特徴的なのは、ローヤルゼリー、グルコサミン、カルシウムですね。
グルコサミンのCMを思い出すとわかりますが、ヤクルトゴールドはシニア層をターゲットにしたものとなっています。
毎日飲むヤクルト
最後に、毎日飲むヤクルト。
こちらは量も多めで100ml、値段も110円ですのでヤクルト400よりも高いですね。
でも、乳酸菌シロタ株の数は300億個ですし、トクホでもありませんので、その点ではヤクルト400より劣っています。
アピールポイントとしては、甘さ控えめ、脂肪分ゼロということで、女性をターゲットとして意識しているようです。
原材料は以下のようになっています。
「砂糖、脱脂粉乳、果糖、ぶどう糖果糖液糖、安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ビタミンE」
ビタミン類が追加されている、というのがnewヤクルトやヤクルト400と比べた場合のメリットとなりそうです。
こちらも、カロリーを抑えるためかスクラロースが用いられています。
ヤクルト全種比較
ここで一旦、ヤクルト全種をまとめておきましょう。
【newヤクルト】
シロタ株200億個、65ml、40円、トクホ
ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳、香料
【newヤクルトカロリーハーフ】
シロタ株200億個、65ml、40円
ぶどう糖果糖液糖、脱脂粉乳、還元水あめ、安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)
【ヤクルト400】
シロタ株400億個、80ml、80円、トクホ
ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳、香料
【ヤクルト400LT】
シロタ株400億個、80ml、80円、トクホ
砂糖、脱脂粉乳、果糖、ぶどう糖果糖液糖、安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(スクラロース)
【ヤクルトACE】
シロタ株300億個、80ml、70円、トクホ
ガラクトオリゴ糖液糖、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、還元水あめ、安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ピロリン酸鉄、ビタミンD
【ヤクルトゴールド】
シロタ株200億個、65ml、50円
ぶどう糖果糖液糖、脱脂粉乳、ローヤルゼリー、安定剤(大豆多糖類)、香料、グルコサミン、ビタミンC、乳酸カルシウム、ビタミンD
【毎日飲むヤクルト】
シロタ株300億個、100ml、110円
砂糖、脱脂粉乳、果糖、ぶどう糖果糖液糖、安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ビタミンE
さて。
この中からどれを選べばいいかですが、毎日ヤクルトを飲もうという人はやはり、乳酸菌シロタ株を最重要視しているでしょうから、ヤクルト400か400LTを選ぶ、ということになりそうです。
カロリーが気になるなら400LTを選び、人工甘味料スクラロースが気になるならヤクルト400の方を選ぶ、という形ですね。
手軽にスーパーで手に入れたい、という人は、newヤクルトかカロリーハーフを選び、1日2本飲めばシロタ株の摂取量は同じになります。
ここでカロリーが心配ならカロリーハーフを選んで1日2本飲む、ということになりそうです。
「でもスクラロースが・・・」と気になる人は、素直にヤクルト400を選ぶしかなさそうですね。
トクホであるかどうかは気にしなくていいでしょう。大事なのはシロタ株です。
効果、といってもヤクルトは薬ではありません。念のため(笑)
さて、次にヤクルトの効果ですが・・・
「効果」と言っても、ヤクルトは医薬品ではなく食品、乳製品ですので、薬のような効果があるという意味ではありません。
あくまで実験結果や、実際に飲んでいる人の感想を見るということになります。
まず一般的には、乳酸菌飲料ですので、腸内環境を整えるのに役立つと考えられます。まあそうでなければヤクルトを飲む意味はありませんね。^^;
腸内環境を整えるというのは、悪玉菌を抑えて善玉菌の増殖を助けるということと、腸の蠕動を促してスッキリさせることを助けてくれる、ということが考えられます。
そして、腸内環境が良くなれば、どんなことが期待できるかといいますと・・・
腸から有害物質が吸収されてはイヤですよね
腸が汚れていれば有害な物質が体に吸収されることになりますから、逆にそれがきれいになるということは、体に取り込まれる有害物質が減り、美容や健康全般に役立ってくれると考えられます。
便秘が続くと肌荒れしやすくなり、便秘が解消されると肌の調子が良くなるといいますが、それも腸内の有害物質が関係しているのでしょう。
そして、肌に表れる変化は、腸内環境の体全体への影響の、ほんの一部と考えていいでしょう。
つまり、美容や健康、アンチエイジングを考えるなら腸内環境のことは「外せない」ということになります。
その点で、シロタ株という優れた乳酸菌を持つヤクルトは、大いに利用価値があるのではないかと考えられます。
次に。
腸には免疫細胞の6~7割が存在する
腸内環境の影響はなにも、有害物質だけが問題なのではありません。
なぜなら、人間の腸には、免疫細胞の6割~7割が集まっていると言われているからです。
腸内環境を良く保つことで、免疫力を健全に働かせることができる、というわけですね。
免疫力というのは、簡単に言えば、「自分の体にとって有害な細胞を排除する力」です。
つまり、私たちの免疫システムが、ウイルスや病原菌、あるいはガン細胞などをやっつけてくれる、ということですね。
で、腸内環境を健全に保てば、免疫力も健全に働いてくれる、と考えられているわけです。
ヤクルトによる研究結果
ヤクルトでも以下のような研究がなされています。
膀胱がんの方は、手術後の「再発率」が調査されています。
これによると、乳酸菌シロタ株を1日3回、1回あたり15億個~200億個を服用することで、膀胱がんの再発率が半分以下になったことが示されています。
200億個というとちょうど、newヤクルトに含まれているシロタ株の数と同じですね。^^
もちろんこれ、動物実験ではなく「人間」が対象です。
乳がんの方は発症リスクが調査されています。
これによると、乳酸菌シロタ株を含む乳製品を、週4回未満しか飲まない人と、週4回以上の人を比べると、発症率が半分になっていることが示されています。
ただ、乳酸菌シロタ株が、どういうメカニズムで働いているのかはまだ確定していないようです。
・腸内の悪玉菌を抑えることで有害物質を減らす
・腸内から発がん物質が排泄されるのを助ける
・ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する
・ガン細胞の増殖を促す物質の産生を抑える
ということが考えられています。
NK細胞というのは、ウイルスに感染した細胞やガン細胞を攻撃してくれる免疫細胞ですが、それに関してはこのような研究結果が出ています。
これによると、健常者、喫煙者、高齢者、いずれの場合でも、乳酸菌シロタ株の摂取によってNK活性が高まったという結果が出ていますね。
以上のように、ヤクルトは免疫力のアップにつながるということが研究結果として出ていますので、病院でガンの治療を受ける一方で「ヤクルトを毎日飲んでいます」という人も多いんですね。
ヤクルトの効果は永続的か~正しい飲み方
ヤクルトに含まれている乳酸菌シロタ株は「生きたまま腸内に到達する」ということがアピールポイントとなっています。
こう聞くと、
「じゃあシロタ株が腸の中に住み着いて増えてくれるのかな」
なんて思ってしまいそうですが、そうではありません。
乳酸菌シロタ株は、胃酸に強いというだけで、腸の中で長々と生活してくれるわけではありません。
それほど長くとどまれずに、排泄されてしまいます。
だからこそ、ヤクルトは「毎日飲みましょう」ということになってるんですね。
乳酸菌シロタ株が腸にとどまって、そこで増えてくれるのなら、毎日飲む必要なんてありませんからね。
また、乳酸菌シロタ株といえど、胃酸に対して「不死身」というわけではありません。やはり胃酸にやられてしまいます。
ですので、ヤクルトの飲み方としては空腹時に飲むのではなく、食後に飲むのが良いようです。
空腹時だと、乳酸菌シロタ株は「濃い」胃酸と退治せねばなりませんから、被害が増えてしまうんですね。
ということで、ヤクルトの正しい飲み方は、
毎日飲む
食後に飲む
ということになります。
ヤクルトは高カロリー?
あと心配している人も多いと思うのですけど、
「ヤクルトのカロリーって高いんじゃない?」
ということですよね。
上に書いたヤクルト全種のカロリーを見てみましょう。
newヤクルト・・・50kcal
newヤクルトカロリーハーフ・・・25kcal
ヤクルト400・・・62kcal
ヤクルト400LT・・・43kcal
ヤクルトACE・・・33kcal
ヤクルトゴールド・・・49kcal
毎日飲むヤクルト・・・54kcal
基準になるnewヤクルトが50キロカロリーということですが、これだけではカロリーが高いのか低いのかよくわかりませんね。
他の食べ物と比べてみますと・・・
たとえば、ご飯1膳。これを150グラムとすると、カロリーは約240キロカロリーとなります。
だからnewヤクルトのカロリーはご飯1膳の5分の1程度、ということになります。
さらに他の例を見てみますと・・・
たとえば、バナナ2分の1本、ポテトチップス3枚が50キロカロリーとなっています。
ビールだと124mlで50キロカロリーですので、65mlで50キロカロリーのnewヤクルトのほうが、カロリーが高いといえます。
ただ、ヤクルトをビールジョッキでがぶ飲みする人はいませんけどね。^^;
これを見ますと、ヤクルトは飲み物としてはカロリーが低いとはいえませんね。
なので1日に飲む量は1本にしておくのが良さそうです。
カロリーを気にする場合のヤクルトの選び方
カロリーは気になる、でも乳酸菌シロタ株はたくさん取りたい、というのであれば、上に書いたヤクルトのうち低カロリータイプを選んでおくといいですね。
たとえば、カロリーハーフは乳酸菌シロタ株が200億個含まれていますが、これを400億個摂取しても、カロリーは50キロカロリーです。
ヤクルト400LT一本であれば、カロリーハーフ2本と値段は同じですが、カロリーハーフ2本よりも低カロリーでシロタ株を400億個取ることができます。
スーパーで手軽に手に入れたいという場合は、ヤクルトACEが良さそうですね。
33キロカロリーでシロタ株300億個ですので、1カロリーあたりのシロタ株の数は400LTとほとんど同じです。
ただしACEは値段が70円ですので、1円あたりのシロタ株の数は400LTより劣ります。
ということですので、カロリーを気にしつつシロタ株はしっかり取りたい、という場合は、ヤクルト400LTがベスト、ということになります。
「いや、スクラロースは避けたいんだけど…」
という場合は、newヤクルトのシロタ株200億個で我慢するか、ヤクルト400を選ぶか、ということになります。
ちなみに、ヤクルトACEは甘味料としてスクラロースの他にオリゴ糖が用いられていますので、その分スクラロースの量は少ないと考えられます。
なのでACEで妥協、という選択もありですね。
「毎日飲むヤクルト」は、「甘さ控えめ」「脂肪分ゼロ」が売りの割には、カロリーハーフや400LT、さらにはnewヤクルトよりもカロリーが高いです。
これは内容量100mlということで、量が多いことが原因ですね。
ヤクルトの弱点を克服する方法
ここまでで、ヤクルトに含まれている「Lカゼイシロタ株」が優秀で、いろいろな実験でいろいろな結果が確認されている、ということも紹介しました。
ヤクルトの弱点
ただ、ヤクルトに含まれている乳酸菌シロタ株の「弱点」としては、
「体内にとどまることができない」
ということが挙げられます。
もともと体内に存在しない乳酸菌なので、体外に排出されていってしまうということ。せっかく「生きたまま腸に届く」としても、最終的には排出されます。
だから、
「毎日飲み続けなければ効果は薄いです」
なんて言われるわけです。
その弱点を補うためにどうすればいいのか・・・
もともと体内にいる善玉菌を強化しよう
乳酸菌シロタ株はもともと体内に存在しないものだから排出されてしまう、ということは、もともと体内にいる乳酸菌を増やしてやればいい、ということになります。
そのために有用なのが「オリゴ糖」です。
オリゴ糖はあくまで食品ですので、薬のような副作用はありません。
かといっていくら飲んでも大丈夫というわけじゃありませんよ?
慣れてない人がいきなり大量に飲むとお腹がゆるくなりますし、砂糖の半分程度のカロリーとは言え、カロリーがないわけじゃないですから。
でも、普通に利用する限りは副作用なんてまず考えられません。
私の場合、砂糖はすべてオリゴ糖に置き換えています。コーヒーに入れるのだってオリゴ糖です。
まあ簡単な「置き換えダイエット」にもなるということ。
だからオリゴ糖を使うメリットの一つとして、カロリーを抑えられるというのがありますが、それは今回のメインの話題ではありません。
オリゴ糖の大事な役目
今回大事なのは、
「オリゴ糖が腸内善玉菌のエサになってくれる」
ということ。
これもあって、カロリーにはなりにくいということですね。
腸から私たちの体内に吸収される前に、善玉菌が消費してくれますので。
そして都合のいいことに、腸内の善玉菌が増えてくれます。そうして悪玉菌の居場所が減っていきます。
つまり腸内環境が改善される、ということ。
腸内環境が改善されればどんないいことがあるのか?
それは以前紹介しましたね。
腸内環境が改善されれば・・・
・有害物質が減る
・免疫力が健全に働く
・幸福物質が増える
等々、いろいろな恩恵があるということでしたね。
そのためにも腸内善玉菌は増やしたい。
腸内善玉菌を増やすためにも、善玉菌のエサとなるものは積極的にとりたい。
ということ。
しかもその善玉菌のエサは、砂糖の代わりとして使えて、カロリーを抑えることにもつながるわけなので、メリットは多い、ということになります。
オリゴ糖はどれでもいい?
それでオリゴ糖。
なぜ、特産品グルメサイトがオリゴ糖をお勧めすることになったのか?
ただオリゴ糖と言っても、
「どれでもいい」
というわけではありません。
添加物が多いものもあるし、混ぜ物が多いものもあるし、合成甘味料を使ったものもあるし、原料に不安がある・・・というものもあります。
それから。
オリゴ糖といっても何種類もありますので、複数の種類がブレンドされているものが良いです。
なぜかというと、腸内善玉菌にも、「食べ物の好み」があるから。(笑)
オリゴ糖一種類だけだと、一種類の善玉菌のみ不自然に増えてしまって、善玉菌のバランスが崩れる、ということも考えられます。
なので、いくつかの種類のオリゴ糖がブレンドされている方が良いです。
上記ページのものなどは、その条件を満たしています。
粉末状ですので、砂糖の代わりとして使いやすいですし、液体タイプのものに比べると、水分が含まれていないから「濃い」。つまりお得です。^^
なぜ、特産品グルメサイトがオリゴ糖をお勧めすることになったのか?
両面作戦
まとめましょう。
ヤクルトの乳酸菌シロタ株を「外部からの助っ人」とし、かつ、オリゴ糖で「地元の戦士=腸内善玉菌」も育てる。
これが腸内環境を改善するための最良の作戦と考えます。