国民生活センターは水素水の何に注意喚起したのか?

「水素水が健康のために役立つ」と考えている人はけっこういますが、この度、国民生活センターが水素水を調査したようです。

容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」

「健康効果」を調べたものではない

それで、水素水の何を調べたのかというと、これによってアンチエイジングが望めるとか、病気の予防になるとか、そういうことを調べたのではありません

つまり、健康効果について調べたわけではないということ。

じゃあ何を調べたのかというと、単に、

「水素水として売られいる飲料水に、水素がどれくらい入っているか」
「法律に触れるような『表現』をしていないか」

ということを調べたようです。

調査対象は、

・容器入り水素水10銘柄
・水素水生成器9銘柄

とのこと。

調査結果

で、その調査結果を簡単にまとめると・・・

水素の濃度については、

「実際の水素濃度が表示より低いものがあった」
「ペットボトルの2商品には水素が入っていなかった

ということでした。

法律関連では、よくある話ですが、

「健康効果についてちょっと言い過ぎてる商品が多い」

というものですね。まあよくある「薬事法的に見てどうなの?」という微妙な話です。

気をつけるべきはこちら

それで、私たちに関係が深いのはこの薬事法云々の方ではなく、水素濃度の方ですよね。

なぜなら、水素水の健康効果についてはいろいろな意見があることなんて百も承知だからです。

健康効果を信じている人はどう宣伝されていようが買うでしょうし、信じてない人は「またインチキ商売しやがって」と思うだけの話です。

問題は、「表示されているとおりに水素が含まれていない」というところでしょう。

これにしても、表示よりすこし少ないくらいは仕方ないでしょう。

容器に詰めてある水素水であれば、時間とともに劣化するでしょうし、水素水生成器にしたって、各家庭ですべて同じように、最善の条件を保ったまま水素水を作ることはできないでしょう。

でも、「水素水」として売られているのに、水素が入っていませんでした!というのも容器詰め10商品中で2商品あったのですよね。

これに関しては、水素濃度の表示とか「高濃度」という表示はなかったようです。ただ水素水と名付けられていただけ。

これに関しては下手をすると「詐欺」と言われても仕方ないように思えますが、そもそも水素水に関しては基準が何もない状態なのでそういうものも出てくるのかもしれません。

水素水との付き合い方

だから結論としては。

「水素水に健康効果がある」と信じている人で、これを購入しようという人は、

「水素の濃度がはっきり表示されている」

そういうものを購入すべきです。

上記の、「水素がまったく入っていない水素水」はそういう表記がなかったからです。表記さえしなければ「水素水というのは単なるネーミングです」と言い逃れできるからです。

でも、濃度がはっきり表記されていれば、そういう言い逃れはできません。実際の濃度が、その表記と明らかに違っていれば、これは「詐欺」となってしまいますので。

だから、水素水の健康効果を信じて買う、という人は必ず、

「水素の濃度がはっきり表示されている」

そういう商品を選ぶべきですね。

そして、そういう商品を選んだとしても、表記通りの濃度はあまり期待しない方がいいでしょう。表示よりすこし劣化しているくらいに思っておけばちょうどよいのではないでしょうか。

薬事法違反=健康効果がない、ということではない

もうひとつの「薬事法云々」については、現状、水素水の健康効果がどんなものかについては、各自で調べて納得するしかありません

調べた結果、効果を信じる人は利用すればいいし、信じない人は無視すればいいだけのことです。

法律で「薬」と認められていないからといって何も効果がないことにはならないですからね。

国民生活センターの調査で「水素水は特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として認められていない」ということが書かれていましたが、これまた同じことです。

トクホじゃないからと言って効果がないことにはならないし、逆にトクホにも怪しいものはありますからね。

「トクホなんて癒着の温床じゃないか」

と言う人もいるくらいですから。

結局自分でとことん調べてみるしかなさそうです。

 

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