肝臓脂肪を燃焼させる方法

過酸化脂質の分解と肝臓

過酸化脂質というのは、
脂質、つまり油が活性酸素によって
酸化されたものをいいます。

活性酸素はすぐに消える

活性酸素というと、
細胞やその中の遺伝子を傷つけ
いろいろな病気や老化の元になると
考えられていますね。
しかし、活性酸素はそのままだと
寿命はそんなに長くなくてすぐに消えてしまいます。

過酸化脂質になるとしぶとくなる

ところが脂肪と結びついて
過酸化脂質の状態になるとしぶとく生き残るようになり
長期間にわたって体を傷つけることになります。
過剰な脂肪が体に悪いというのは、
この過酸化脂質が生まれやすくなるから
ということもあるわけですね。

過酸化脂質の分解は肝臓の仕事

そしてこの過酸化脂質ですが、
ほうっておけばいろんな病気のもとになりますので
分解しなければなりません。
それをしてくれるのが他でもない肝臓なんですね。
まったく、肝臓は働き者です。

過酸化脂質に肝臓が負ける!?

でもそれだけに、
過酸化脂質があまりに多いと肝臓は
それを処理しきれなくなり、
過酸化脂質に「負けて」しまいます。
それによって肝機能障害が引き起こされることも
あるわけです。
ですので脂肪肝には気をつけなければならないですし、
酸化してしまった油を摂取しないように
気をつけることも必要です。

必要カロリー摂取量の計算法

標準体重から必要カロリーを計算する

体に余分な脂肪を貯めないためには、
基本的には必要カロリー以上は摂取しない
ということになるかと思います。
そこで必要カロリーの計算ですけど、
これはまず、理想的と言われる
標準体重から計算します。
お相撲さんの必要カロリーを
基準にしても意味がないですからね。

標準体重の簡単な計算方法

標準体重の計算は単純で、
身長の2乗に22をかければいいだけです。
2だらけですね。
例えば身長170センチの人なら、
1.7×1.7×22=63.58
となります。
まあ大雑把に64キロと考えることにしましょう。

生活強度とカロリー消費量

次に、生活強度別の
体重1キロあたりのカロリー消費量というのがあります。
【レベル:安静】
寝たきりの人などで、体重1キロあたり
1日に20~25キロカロリー消費します。
【レベル:軽労働】
主婦や事務仕事をしている人などで25~30キロカロリー。
【レベル:中労働】
体を動かす仕事をしている人で30~35キロカロリー。
【レベル:重労働】
激しい肉体労働をしている人やプロスポーツ選手で
35キロカロリー以上。

生活強度と標準体重から計算

さて、上記の身長170センチの人が
事務の仕事を毎日しているとすると、
1日に必要なカロリーは、多くても
30×64=1920キロカロリー
ということになります。
ダイエットのためにはこれを超えるカロリー摂取は
避けなければならないということですね。

褐色脂肪細胞を増やす方法?

太らない体質の秘密

いくら食べても太らないという人がいます。
稀に、スリムな女性なのに大食らいということもあります。
特に筋肉が付いているわけでもないのに
いくら食べても太らないというわけです。
このことからすると、筋肉以外に
基礎代謝を左右するものがあると考えざるを得ません。
その一つと考えられているのが
褐色脂肪細胞です。

脂肪を燃やす脂肪細胞?

褐色脂肪細胞は、名前のとおり脂肪細胞なのですが
それなのにどんどんカロリーを燃やしてくれるんです。
なので褐色脂肪細胞が多い人は
いくら食べても太らないということも起こるんです。
では、ダイエットのためにはこの
褐色脂肪細胞を増やせばいいんじゃないか
と思いますよね。

褐色脂肪細胞を増やす方法は…

ところがこれ、現在のところ
効果的に増やす方法がありません。
増やすチャンスは、成長期の子供にしかありません。
このころしっかり栄養をとれば
褐色脂肪細胞も増えてくれます。
ですので、ダイエットに悩む多くの大人にとって
褐色脂肪細胞を増やすことはほとんど無理
といってよさそうです。

褐色脂肪細胞を活性化させる

ただし、褐色脂肪細胞の働きを
活発にする方法はあります。
それは冷たい刺激と温かい刺激を
交互に繰り返すことです。
特に上半身ですね。
お風呂で実行できることですけど、
熱いお湯と冷たい水を交互に浴びるなんて、
毎日やるとなるとあまり現実的ではないような気もします。
心臓にも負担がかかりそうですね。

基礎代謝を上げるには…栄養バランスも大事

筋肉量を増やすだけでは…

基礎代謝を上げる方法として
筋肉量を増やすということがありました。
基礎代謝を上げる方法~筋肉量を増やす?
ただ、これだけだとそれほど効率がいいものではないんです。
やはり、総合的に考えていかなければなりません。
そこで大事なのは、当たり前のことですけど
栄養バランスに気をつけること、
ということになります。

必要な栄養が揃って初めて脂肪は燃焼する

脂肪燃焼も含め、体の中で起こっている代謝は
全て化学反応ですが、これは必要な物質が
なければ起こらないものですよね。
それは学校の理科の授業で習いました。
ということですので、必要な栄養を
バランスよくとっていなければ、
脂肪を燃やすための物質が不足して
脂肪が減りにくくなる、ということが考えられます。

ダイエットで栄養が偏ると痩せにくくなる

ダイエットしていると痩せにくくなった、
逆に太りやすくなった、ということの一因として
このことがあると考えられます。
もちろん、肝臓の健康にとっても
栄養バランスは大事なことですので
重視していくべきところです。

基礎代謝を上げる方法~筋肉量を増やす?

基礎代謝量とは

基礎代謝が大きいほうが太らないと言われています。
基礎代謝量というのは、安静時のカロリー消費のことで
簡単に言うと、寝ていても消費されるエネルギーのことです。
それでこれが高ければ、何もしないでも
より多くのカロリーが消費されるわけですので
太りにくいということになります。
実際、大食い大会などで有名な人は
基礎代謝も高いそうですね。

基礎代謝量を増やす

それで、基礎代謝を上げる方法として
筋肉量を増やせばよいという考えがあります。
筋肉はカロリーを消費するので
増やせば単純に基礎代謝は上がるだろうというわけです。
これに対して、筋肉を1キロ増やしたとしても
基礎代謝は13キロカロリーしか増えないので
大したことはないよ、という意見もあります。

筋トレで内臓の動きも活発に?

ただ、筋肉だけを見ると、上記の基礎代謝は
正しいのですけど、筋トレをして筋肉を増やすと、
なぜか上記の数値以上に基礎代謝は上がります。
1キロ増やすとだいたい50キロカロリー増える
というデータもあります。
これは内臓の働きも活発になって
そちらの消費カロリーも増えるからではないかと
言われています。

意図的に動かせる=意図的にカロリーを消費できる

もう一つ、筋肉を増やすことが脂肪燃焼に意味があるのは、
筋肉は意図的に動かすことができるから、
ということも大事ですね。
上記の1キロあたり13キロカロリーというのは
基礎代謝ですので安静時のものなんです。
これを意識して動かせば、
消費カロリーはもっと増えるということになります。

脂肪燃焼は空腹時の運動が効果的?

運動の「素敵なタイミング」

肝臓の健康のために、
余分な脂肪はためないようにしましょう、
そのために適度な運動をしましょう
なんて言われますけど、どんなタイミングで
運動をしたらいいのでしょうか?
これはダイエットをしている人なら
知ってることと思いますが、
空腹時の運動が脂肪燃焼には効果的
と言われています。

空腹時は血糖値が低い

私たちが運動をすると、
体はまず、血液中の糖質をエネルギーとして使います。
でもそれは限られていますので、
次なるエネルギー源として
脂肪を燃やし始めるというわけです。
これが満腹時ですと、
血糖値が高くなっていますので
血液中の糖質をなかなか使い切れないんですね。

血液中の糖質をすぐに消費できる

空腹時だとすぐに枯渇して、
脂肪燃焼という次の段階に入っていうきやすい
ということになります。
個人的な経験としては、
ずっと食事をとらないでいると、
ちょっと歩いただけでも大量に汗をかきますね。
おそらくこれは脂肪が燃えているからなんでしょう。

体への負担は大きい

ただ、いきなりこれをやりますと
体への負担が大きいですので、
最初はそれほどおなかの空いていないタイミングから
始めてみると良さそうです。
また、運動自体はウォーキングなど、
負荷が軽くて長時間続けられるものにします。
水分は運動前にとっておくべきですし、
運動中に低血糖で倒れてしまわないよう、
アメやチョコレートなど携帯しておくといいでしょう。