肝炎の原因、症状と治療

ウイルス性肝炎の感染経路

B型、C型肝炎の感染経路

肝炎の多くはウイルス性と言われますが
その中でも日本で多いのはA型、B型、C型の肝炎です。
それぞれの感染経路としては、
B型は輸血や母子感染などが多かったようですが
最近では予防がしっかりしてその例はほとんどないようです。
ただ、性交渉によってうつることが見かけられるとのこと。
C型肝炎は、輸血や血液製剤による感染がありましたが
これも予防が徹底して激減したようです。

A型肝炎の感染経路

残るA型ですが、これは経口感染します。
つまり、不衛生なものを食べた場合に
感染するということですね。
昔の日本では多かったようですが、
現代日本は非常に衛生的になっていますので
国内にいる限りはほとんど感染の
心配はありません。

意外にも若い人のほうが危険

ただそれだけに、特に若い世代の場合は
ウイルスに対して免疫がありませんので
衛生状態の悪い海外に旅行に行って、
現地の食品や水から感染してしまうことがあります。
旅行に出かける前にワクチン接種を
受けておくべきなのですね。
*メモ
意外かもしれませんが、
水道水を飲むことができる国って少ないんですよね。
2004年の国土交通省の調査によると、
世界でも水道水が飲める国って13カ国しかなかったそうです。
基準を緩めれば実際はもっとあるのかもしれませんけど、
アメリカ合衆国の水道水でさえ日本人が飲むと
お腹を壊すことがあるというくらいですので、
日本人がいかに水道水に気を使っているかがわかりますね。

C型肝炎のインターフェロン治療による完治までの期間

C型肝炎、3種類のインターフェロン治療

C型肝炎はインターフェロン治療によって
ウイルスを完全に消滅させることが
できるようになったということですが
治療法によって完治までにかかる期間に
大きな差があります。
C型肝炎のインターフェロン治療には
大きく3種類あるということでしたね。
C型肝炎のインターフェロン治療と入院
①インターフェロン単独療法
②ペグインターフェロン単独療法
③ペグインターフェロン・抗ウイルス剤併用療法

C型肝炎ウイルスのタイプ

この3つで治療期間が異なりますが、
C型肝炎のウイルスのタイプによって
また違いが出てきます。
タイプには1型と2型がありますが、
日本の場合は1型が7割です。
以下に、抗ウイルス薬としてリバビリンを使った場合の
治療期間を示してみます。

C型肝炎完治までの期間

【1型高ウイルス量】
①2年 ②③48~72週間
【1型低ウイルス量】
①24週間 ②24~48週間
【2型高ウイルス量】
①24~48週間 ②24週間 ③48週間
【2型低ウイルス量】
①8~24週間 ②24~48週間
以上から分かるとおり、低ウイルス量の場合は
併用療法は行わないのが普通なんですね。

C型肝炎のインターフェロン治療と入院

C型肝炎は完治できる

C型肝炎は、かつてはインターフェロンの
効果がない場合があって、完治が難しかったのですが
現在ではインターフェロン治療によって
ウイルスを完全排除できるようになっています。

インターフェロン単独療法は入院が必要

さて、インターフェロン治療の実際ですが、
昔ながらの方法として、インターフェロン単独療法
というのがあります。
この場合は、最初は2週間程度入院します。
その間、毎日インターフェロンを注射します。

自己注射も可能

その後は週3回のペースで病院に通って
注射してもらうことになりますが、
都合によっては自己注射も可能です。

ペグインターフェロンは入院不要

また、新しいものとしてペグインターフェロン
というのがあります。
こちらは入院の必要はありませんが
自分で注射することは許されていません。
ただ、週1回程度病院に通えばすむので
従来のものよりは楽なのではないでしょうか。

抗ウイルス剤を併用

ペグインターフェロンと抗ウイルス剤を
併用する方法もあります。
この場合、抗ウイルス剤の方は注射ではなく
飲み薬ですので、自宅で飲むことになります。

C型肝炎の治療~瀉血療法

瀉血(しゃけつ)というのは
要するに血を抜いてしまうことなんですが
血を抜いてしまうなんて、怪しい民間療法か!?
と思うかもしれませんね。
でもこれ、病院で正式に採用されている治療法です。
治療法といっても、これでC型肝炎が治るわけではなく、
悪化を防ぐことを期待して行われます。
なぜこれで悪化が防げるのかというと、
C型肝炎になると、鉄の吸収を調節できなくなって
体内に異常に多くの鉄が取り込まれるようになります。
その鉄の多くは肝臓に蓄積され、
それが肝炎を進行させるもととなってしまいます。
なぜ進行させてしまうかというと、
鉄は活性酸素の働きを強めてしまうからです。
ですので鉄過剰というのは肝臓だけでなく
体全体にとって良くありませんが、
体の中でも特に肝臓に鉄は貯蔵されるので
肝臓が被害を受けるというわけです。
血を抜くことで、血液と一緒に
鉄を体外に排出することができます。
それによって鉄過剰を緩和するというわけです。
意外にも私たちの体には
鉄を排出するシステムがないのですね。

C型肝炎の抗ウイルス薬治療(リバビリン)

C型肝炎の治療には、新しく用いられるようになった
ペグインターフェロンと、抗ウイルス薬の併用が
大変効果的だと言われています。
これによってC型肝炎ウイルスを
完全に退治してしまえるそうです。
さて、ペグインターフェロンと併用される
抗ウイルス剤ですが、「リバビリン」というものですね。
1日2回も服用しなくてはならないのですけど
併用によって大きな効果が期待できます。
しかし副作用もあって、使い始めてから
1週間ほどで貧血が起こることが多いようです。
ただこれは心配するほどのものではなく
2週間程度たてば治ってしまうことがほとんどです。
最近はこれらに加えてさらに
プロテアーゼ阻害薬を用いて
効果を高めるということが行われています。
これらの薬もやはり、胎児には悪影響がありますので
妊娠中の女性は注意しなければなりません。

B型肝炎の抗ウイルス薬による治療(ラミブジン、エンテカビル)

B型肝炎はインターフェロンと抗ウイルス薬を用いて
治療することが多いです。
長い間使われてきたのはラミブジンという薬です。
これは効果が高い割に副作用がほとんど出ない
ということでよく用いられたわけですけど、
耐性ウイルスが出てくることもありました。
耐性ウイルスというのは
突然変異によって、その薬への耐性を
持ってしまったウイルスのことですね。
こいつらにはもうラミブジンは効かないということです。
その場合は、アデホビルピボキシル
という薬を用いていました。
2006年になってエンテカビルという新薬が
用いられるようになりました。
これは効果の高さはラミブジンに劣らず
また耐性ウイルスも出にくいという優れた薬です。
これによってB型肝炎は効果的に治療することが
可能になっています。
ただ、どの抗ウイルス剤にしても、
おなかに赤ちゃんがいる場合は悪影響があると
言われていますので、妊娠している場合は
注意が必要です。

C型肝炎・B型肝炎のインターフェロン治療と副作用

C型やB型などウイルス性の肝炎の場合、
インターフェロンを用いた治療が行われます。
でも普通、「インターフェロンって何?」ってなりますよね。
なんだか副作用のすごい薬なんじゃないかと
思ってしまいそうです。
でも実はインターフェロンというのは
もともと私たちの体内で作られているタンパク質です。
インターフェロンは、ウイルスの増殖を
抑制する酵素の生成を促すのですけど、
そのウイルスによって肝臓が侵されると、
インターフェロンが不足してしまうのです。
そこで外から補ってやるというわけですね。
ただ、C型肝炎の場合は、
かつては効果がない場合もありましたが
現在はペグインターフェロンというものができて、
C型肝炎ウイルスを完全に退治することができます。
B型肝炎でもインターフェロンは効果を持ちますが、
C型と違って、これだけで完全排除することは
できないようです。
ですので抗ウイルス剤を併用します。
また、副作用もあって、投与から1~2週間で
風邪のような症状が現れることが多いです。
熱が出たりだるくなったり、吐き気がしたりということですね。
それほど多くはありませんが、
脱毛やうつ状態が現れることもあります。
ですので、なんだか気分が落ち込むようになった
という場合は、すぐに医師に知らせる必要があります。

自己免疫性肝炎の原因と症状

免疫というのは、外界からの細菌やウイルスを攻撃して
自分の体の健康を守るための仕組みですが、
この免疫が自分の体を攻撃してしまうことを
自己免疫疾患と呼びます。
そしてその免疫が、あろうことか自分の
肝細胞を攻撃してしまうことがあります。
これを自己免疫性肝炎と呼びます。
自分の免疫細胞が、自分の肝細胞を殺してしまうというわけです。
その原因ははっきりとはわかっていません。
何かの薬物がきっかけになるとか、
ウイルス感染がきっかけになると言われています。
自覚症状としては一般的な肝炎と同じです。
体がだるくなったり高熱が出たり、黄疸が出たり
ということですね。もちろんまったく出ないこともあります。
血液検査にはもちろん以上が表れます。
AST、ALT、やビリルビンが上がることが多いですし、
免疫が関与するということでガンマグロブリンの数値が
上がることが多いです。
また、抗核抗体も陽性となります。
治療としてはステロイドによる薬物療法が中心です。
ただ、それで治らない場合もあります。

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の原因と治療

脂肪性肝炎ですので、
脂肪肝が進行してしまって肝炎となったものです。
脂肪肝というとお酒を飲む人がアルコールの影響でなるもの
というイメージがあるかもしれませんが、
NASHの場合は非アルコール性ということで
お酒を飲んでいない人が発症するものです。
原因は何かというと、カロリーの過剰摂取
ということになります。
つまり、肥満やメタボリックシンドローム
である人が発症しやすいということです。
また、インスリン抵抗性がある人も発症しやすいと言われています。
つまり糖尿病と併発することが多いんです。
カロリーの過剰摂取によって肝臓に脂肪がつき、
風船様肝細胞が増えて肝臓が肥大し、
肝細胞が炎症を起こしたり壊死したりします。
ほうっておくと、死んだ肝細胞が
線維物質に取って代わられ、肝臓の線維化が進みます。
行き着く先は肝硬変です。
治療と言ってもNASHに対する薬というのはありません。
食事療法と運動療法で治療していきます。
簡単にいえばダイエットということになります。
肝臓の脂肪を燃やして減らしていくことですね。
ただ、ダイエットで脂肪を減らすと、
内臓脂肪が先に減ってくれますので
体重の減り方に比べて脂肪は意外にたくさん減ってくれています。
もちろん、肝細胞修復のために
多くの栄養をバランスよく取る必要もあります。

B型肝炎の無症候性キャリアとセロコンバージョン

B型肝炎はウイルスに感染すれば必ず発症する
というものではなく、肝臓にウイルスが存在するのに
肝炎は発症していない「無症候性キャリア」
という状態の人も多いです。
幼少期に感染した場合はこうなるケースが多いようですが
全体としても、感染者の9割前後は
無症候性キャリアだと言われます。
この場合はいつ発症してもおかしくありませんので
肝臓に関する検査は定期的に受ける必要がありますし、
身近にいる人には予防接種を受けてもらう必要があります。
無症候性キャリアと言っても、
一度肝炎が発症した後にそうなることもあります。
一度発症し、体に抗体ができてウイルスを抑えこんだ形で
この状態を特にセロコンバージョンと呼びます。
もう症状は消えていますので
一見治癒したようにみえるのですが
この状態から再び慢性肝炎が発症することもあります。
ですので、発症前であれ後であれ、
無症候性キャリアの場合は、完全に治癒するまで
治療を続けるべきだということになります。

劇症肝炎の原因と症状

劇症肝炎というのは、肝炎の症状が劇的に進んでいく
というわけなのですが、これは肝臓の細胞が
急激に壊されていくことで引き起こされます。
原因となるのはウイルス性肝炎ですが、
ウイルス性の急性肝炎のうち1%未満なのですが
劇症肝炎に移行するケースがあります。
肝臓の細胞が死んでいくというわけで
「肝臓が溶けて小さくなっていく」と
表現されることもあります。怖いですね。
初期の症状としては黄疸が出てくることが顕著ですが
すぐに意識も正常ではなくなってきて
最終的には昏睡状態になり、死に至ります。
これは、肝臓の機能が失われて
アンモニアをはじめとする有害物質が分解されず
脳まで回ってしまうからだと考えられます。
10日以内に脳に障害が現れる急性型と、
11日以後に現れる亜急性型がありますが、
亜急性型のほうが死亡率が高いと言われ、
救命率は10%未満しかないそうです。
ですが最近は劇症肝炎を「予知」することも
十分できるようになっていて、
発症前から手を打つことで、100%救命に
成功している病院もあるそうです。
発症してからでは救命は困難ですので、
いかにはやく予知するかが生死を分けるとも言えそうです。

尿が紅茶色~急性肝炎の自覚症状

急性肝炎といいますと、肝臓病の始まりのようなものですが、
肝臓自体は痛みを感じる神経を持っておらず
自覚症状が出にくいものとなっています。
自覚症状と言っても例えば、
体がだるいとか疲れが抜けないとか、
食欲がなくなったとか高熱が出たとか・・・
つまり風邪と間違えてしまうようなものがほとんどです。
わかりやすいものといえば目や肌に現れる黄疸ですが、
本格的な黄疸が出てくる前におしっこに異変が現れます。
朝起きた時におしっこをしてみて、
それが紅茶色になっていたら、急性肝炎かもしれません。
尿が紅茶色になった数日後に、
本格的な黄疸が出てくることが多いです。
なので上述した風邪のような症状に加えて
尿に異変が現れたら肝臓を疑うべきですね。
ただ、風邪のような症状の段階で
病院に行ってみるのがいちばんなのですけど。
この段階ではお医者さんも風邪と間違えるかもしれませんが・・・

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)とは

脂肪肝はアルコールだけが原因ではないという話でしたが、
ようするにカロリーのとりすぎで肝臓に脂肪がついてしまうわけです。
この状態は脂肪肝ですね。
しかし脂肪というのは過酸化脂質になったり
脂溶性の毒物の貯蔵庫になってしまったりして、
肝臓に負担をかけてしまいがちです。
さらに、この細胞をミトコンドリアが
消費しまくることで、バーンアウトという
細胞が疲れきってしまう現象が起きます。
以上のことから、脂肪肝が細胞の炎症に
つながることがあります。
この炎症を非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)といいます。
まあ、カロリーのとりすぎでおこった脂肪肝が原因になって
引き起こされた肝炎ということですね。
そしてこれは軽視していいものではありません。
放っておけば肝硬変さらには肝臓がんに
進行する可能性もあるからです。

肝炎は進行するとどうなる?

脂肪肝も病気と言えなくはないですけど、
やはり肝臓の病気で最初にかかるものというと
肝炎という感じですね。
肝炎にも急性のものと慢性のものがありまして、
急性の段階で気づいて治癒できれば
めでたしめでたしということになります。
しかし、半年以上続くと慢性肝炎とみなされます。
治りにくくて苦戦している状態です。
さらにこれが悪化すると、肝硬変や肝臓がん
ということになってしまいます。
ちなみに、肝臓がんまで進行しやすい肝炎は
アルコール性ではなくウィルス性のC型肝炎です。
たとえば日本には200万人程度のC型肝炎感染者が
いると言われています。
その中でおよそ70万人は慢性肝炎になると言われています。
さらに、7万人は肝硬変に、3万人は肝臓がんになると言われています。
感染者200人中3人はがんになってしまうというわけです。

肝炎の自覚症状はあるのか

肝臓は沈黙の臓器といわれるくらいですから、
肝炎になっているのに気づかないということは多いようです。
でも、自覚症状が出る場合もあります。
ところがそれが風邪そっくりというのですから・・・
やっぱりそれじゃあ気づきませんよね。
たぶん、10人中10人「風引いたな」と思うでしょう。
肝炎の自覚症状で分かり易いは黄疸ですね。
白目の部分や皮膚が黄色くなるというあれです。
尿も黄色くなります。
おしっこなんて元々黄色いじゃないかと思うかもしれませんが
泡まで黄色くなります。
それにしても・・・そんな黄疸が出るということは
症状はかなり進んでいるということです。
そこまで進まなければ自分で気付けないのが肝臓の怖いところ・・・。
やはり、日頃から血液検査の結果に
敏感になっておく必要がありますね。

A型肝炎の感染経路

A型肝炎も、現在の日本ではそれほど感染経路はないと言えます。
なぜなら経口感染ですので、不衛生な状態で食べ物や飲み物を
口にすることで感染するからです。
ですので例えば衛生状態の悪い国に行って、
現地の生水を飲んだり生物を食べたりすると
感染する可能性があります。
ですのでそういう国に行く前は予防接種をする必要があります。
肝炎にかぎらず、様々な伝染病が考えられますので、
外国に行く場合は、生水や生物には気をつけるべきですね。

B型肝炎の感染経路

バブルの頃だったでしょうか、
B型肝炎が問題になったことがあります。
これは、戦後日本では、子どもの予防接種に
注射器の使い回しをしていたことが原因と言われています。
戦後から、昭和の終わりまでそんなことを続けていたんです。
国はそれを認識していて放置していたそうです。
毎度のことですが、国のやることって・・・・
今ではそういうこともなくなり、
また出産時の母子感染なども防がれるようになったので
B型肝炎の感染経路は劇的に減りました。
現在の感染経路としては性交渉が多いそうです。
また稀な例として刺青で針の使い回しをしたため
感染する、ということもあるようです。
輸血や臓器移植でうつることは、
少なくとも今の日本ではありえない、ということになっています。

肝炎の原因はアルコールではなく…

肝炎=アルコール性?

肝臓の病気というとまず肝炎から始まります。
何らかの原因によって肝細胞が炎症を起こすわけです。
それでその原因というと・・・アルコールがすぐに
思い浮かぶかもしれません。
お酒を飲み過ぎたから肝炎になったんだ! と。
確かにアルコール性肝炎はあるのですけど、
肝炎の中では実は少数派なんです。

ABCDEG型肝炎?

肝炎で多いのはウィルス性のものです。
A型とかB型とか言うあれです。
肝炎の8割実はウィルス性なんです。
20年くらい前まではA型とB型しか聞きませんでしたけど、
その後たくさん見つかって、今ではC、D、E、Gまであります。
この調子だと今後さらに見つかるかもしれませんね。
ということですので、たとえば芸能人が
「肝炎で入院した」なんて聞くと、
「ああ、あの人見かけによらず酒飲みだったんだ」
なんて思ってしまうのは間違いということですね。
しかしだからといってお酒が安全というわけではありません。
肝臓に負担をかけてしまうことは確実ですので
上手に付き合っていく必要があります。