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ヤクルトは乳酸菌飲料として非常に優れているという話を以前書きました。
【まとめ】ヤクルトの種類~ヤクルト400?ACE?その違いと効果、カロリー
ヤクルトに含まれている「Lカゼイシロタ株」が優秀で、いろいろな実験でいろいろな結果が確認されている、ということも紹介しました。
ヤクルトの弱点
ただ、ヤクルトに含まれている乳酸菌シロタ株の「弱点」としては、
「体内にとどまることができない」
ということが挙げられます。
もともと体内に存在しない乳酸菌なので、体外に排出されていってしまうということ。せっかく「生きたまま腸に届く」としても、最終的には排出されます。
だから、
「毎日飲み続けなければ効果は薄いです」
なんて言われるわけです。
その弱点を補うためにどうすればいいのか・・・
もともと体内にいる善玉菌を強化しよう
乳酸菌シロタ株はもともと体内に存在しないものだから排出されてしまう、ということは、もともと体内にいる乳酸菌を増やしてやればいい、ということになります。
そのために有用なのが「オリゴ糖」です。
オリゴ糖はあくまで食品ですので、薬のような副作用はありません。
かといっていくら飲んでも大丈夫というわけじゃありませんよ?
慣れてない人がいきなり大量に飲むとお腹がゆるくなりますし、砂糖の半分程度のカロリーとは言え、カロリーがないわけじゃないですから。
でも、普通に利用する限りは副作用なんてまず考えられません。
私の場合、砂糖はすべてオリゴ糖に置き換えています。コーヒーに入れるのだってオリゴ糖です。
まあ簡単な「置き換えダイエット」にもなるということ。
だからオリゴ糖を使うメリットの一つとして、カロリーを抑えられるというのがありますが、それは今回のメインの話題ではありません。
オリゴ糖の大事な役目
今回大事なのは、
「オリゴ糖が腸内善玉菌のエサになってくれる」
ということ。
これもあって、カロリーにはなりにくいということですね。
腸から私たちの体内に吸収される前に、善玉菌が消費してくれますので。
そして都合のいいことに、腸内の善玉菌が増えてくれます。そうして悪玉菌の居場所が減っていきます。
つまり腸内環境が改善される、ということ。
腸内環境が改善されればどんないいことがあるのか?
それは以前紹介しましたね。
腸内環境が改善されれば・・・
・有害物質が減る
・免疫力が健全に働く
・幸福物質が増える
等々、いろいろな恩恵があるということでしたね。
そのためにも腸内善玉菌は増やしたい。
腸内善玉菌を増やすためにも、善玉菌のエサとなるものは積極的にとりたい。
ということ。
しかもその善玉菌のエサは、砂糖の代わりとして使えて、カロリーを抑えることにもつながるわけなので、メリットは多い、ということになります。
オリゴ糖はどれでもいい?
それでオリゴ糖。
なぜ、特産品グルメサイトがオリゴ糖をお勧めすることになったのか?
ただオリゴ糖と言っても、
「どれでもいい」
というわけではありません。
添加物が多いものもあるし、混ぜ物が多いものもあるし、合成甘味料を使ったものもあるし、原料に不安がある・・・というものもあります。
それから。
オリゴ糖といっても何種類もありますので、複数の種類がブレンドされているものが良いです。
なぜかというと、腸内善玉菌にも、「食べ物の好み」があるから。(笑)
オリゴ糖一種類だけだと、一種類の善玉菌のみ不自然に増えてしまって、善玉菌のバランスが崩れる、ということも考えられます。
なので、いくつかの種類のオリゴ糖がブレンドされている方が良いです。
上記ページのものなどは、その条件を満たしています。
粉末状ですので、砂糖の代わりとして使いやすいですし、液体タイプのものに比べると、水分が含まれていないから「濃い」。つまりお得です。^^
なぜ、特産品グルメサイトがオリゴ糖をお勧めすることになったのか?
両面作戦
まとめましょう。
ヤクルトの乳酸菌シロタ株を「外部からの助っ人」とし、かつ、オリゴ糖で「地元の戦士=腸内善玉菌」も育てる。
これが腸内環境を改善するための最良の作戦と考えます。