肝臓が悪い場合は、肌の色が黄色くなる、
つまり黄疸症状が出るというのは有名です。
しかし、どす黒くなったり灰色になったりすることもあります。
なぜそんなことが起きるのかというと、
肝臓ではタンパク質が作られていますが、
肌のターンオーバーのためにはタンパク質が必要で
それが足りなくなれば肌も新しく入れ替わることが
できなくなるからだと考えられます。
もう一つは、肝臓では有害な物質を分解しているわけですが
肝機能が弱まれば分解が十分にできずに、
有害な物質が全身に広がって肌の状態も悪くしてしまう
ということも考えられます。
どちらにしても肝機能が弱ることで
血液の状態が悪くなることが原因となっています。
その結果として、肝斑というシミが
顔に広がることもあります。
顔の肌というのはデリケートですので、
異変が現れやすいんですね。
なので顔色が急に悪くなって心配だという人は
病院に行って診察を受けてみることをおすすめします。
