【質問】
もう10年以上前から肝臓については検査をしておりまして、
肝炎であることははっきりしていますので
慢性肝炎ということになります。
それで先日、医師と相談していて
インターフェロンによる治療を
初めてはどうかという話になりました。
インターフェロンというと、
症状がひどい時に使うイメージがあるのですが
どうなのでしょうか?
また、どんな副作用の可能性があるのでしょうか?
【回答】
インターフェロンはウイルス性肝炎の場合に
よく用いられるものですので、
特に症状が重篤の時と限るものではありません。
むしろ、肝硬変や肝がんに進んでしまう前に
使ったほうがよいに決まっています。
副作用としては、たとえるならインフルエンザに
かかったような症状が出ます。
これはほとんどの人に出ます。
また、場合によっては脱毛や鬱などの
症状が出ることもあります。
ですので気分の変化は細かいことであっても
マメに医師に知らせるようにしましょう。
【メモ】
インターフェロンという名前を聞くと
すごい化学物質のように思えてしまいますけど、
これはもともと私たちの体内にある物質で
免疫システムに関わっています。
肝炎になるとこれが不足してしまって
ウイルスが増殖してしまいますので
外部から補うというわけです。
