肝臓がんの5年生存率

【質問】
友達がそのまた知人から聞いた話だそうですけど、
その知人は、医師から肝臓がんを宣告され、
あと10年しか生きられないと言われたそうです。
そして今は手術もできないし、治す薬もないから、
症状を抑える薬を飲みつつ新薬ができるのを期待しましょう
と言われたそうです。
友達はそれを聞いてショックを受けたようですが
私はそれが本当のこととは思えないのです。
友達はからかわれたんじゃないかと・・・
その知人の話というのは本当なのでしょうか?
【回答】
肝臓がんの5年生存率というのは最近30年でめざましく改善されて、
1980年頃は5%しかなかったものが現在では4割程度となっています。
ただこれは、まったく治療をしなかった人から
最善の治療をした人まで全てを含めた場合の割合です。
ですのであなたの友だちが聞いた話のように、
手術もできないほどの肝臓がんなのに
あと10年生きられるというのは
少なくとも医師が言うようなことではありません。
それで薬を飲みつつ10年生きられたら奇跡でしょう。
ですのでその話が嘘か、その知人が勝手にがんだと
思い込んでしまったかのどちらかだと考えられます。
ちなみに、手術を受けた人だけに限定して
5年生存率を見ると6割を超えます。